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Crucial chaos demo2014

http://crucialchaos.bandcamp.com/album/demo-2014

我々Crucial Chaosの第一作目の吹き込みとなる音源です。
プロダクション、ミックス面、それと私自身のボーカルとしてのコンディション面で
非常に不満の残る作品となりましたが、名刺代わりとして雰囲気だけつかんで頂ければ幸いです。
歌詞に関しては、我々は英語で歌っているので、それを日本語に訳すのは難しいです。
そもそも、メッセージを伝えようという気持ちもありませんので、歌っている内容はそう重要ではありませんし。
一応、情報の一環として、翻訳可能な曲のみ意訳という形で公開しています。

原題、Back on track。大幅に歌詞を変え、改題しました。
我々はハードコア・バンドなので、ロックには影響は受けていませんが、ロック風のツイストがある楽曲です。
初期のMurphy's Lawに近い肌触りかなと自分では思っています。

The Death of a nation is 
what I am longing for.
Can't escape from the populism,
cos it's what they are longing for.

Nothing we can do but giving up hope.
We don't give a fuck about the future of 
the nation to come
What can We do for our country? Nothing!
We don't give a fuck about fucked up things

The dictator controls media ,
The poodles feed mass hysteria 
nothing we can do.

国家の崩壊こそ我々が望むもの
国家は我々の未来を巻き込む大災害のごとく

我々に出来うるのは失望することだけ
国家の未来など知ったことではない
「諸君が国のために何が出来るか問うてみよう」*というならば
どうすることも出来ず立ち尽くすだけ

独裁者のマスゴミ支配、御用学者が育む衆愚政治
我々にはなすすべのない大災害のようなもの

*国が諸君のために何が出来るか問う前に、諸君が国のために何が出来るか問うてみよう。
1961年1月、第35代米国大統領 ジョン・F・ケネディ
原題、Crucial moment,crucial hardcore。大幅に歌詞を変え、改題しました。
ボストンのハードコアを、我々が影響を受けたようなバンドがどのように捉えていたかをイメージ
して作った楽曲です。Gordon Ivy & The Jaybirdsと違って、意外とこのバンドではモロパクリは
やらないんですが、この曲に関してはもろですね。ネタが何なのかわからない人はウチにはそもそも関心ないと思うんであえて種明かしはしません。
歌詞はあの人への個人攻撃です。

Time's up time's out You're dead.
the shit is too getting old
Your brain doesn't work anymore.
We won't take anymore of your shit

Barking dogs seldom bite

get your dickhead 
into paper door
You are so agressive when you're scared.
it's so funny when you tick.

We've gotta stick together to fight back
gotta get a fix and ready to fight.

もう時間切れだ
カビの生えたくそ
完全な思考停止
もう勘弁してくれ

弱い犬ほどよく吠える

チンポ頭を障子につっこめ
お前の強がりは怯懦な性根の裏返し
仔犬みたいなチック症発作が最高に笑わせる

いい加減なんとかしようぜ
なんとかするんだ
Guの高砂が作った曲です。Negative Approachはまあ好きですが、
みんな好きでしょうしね、そういうことです。

By the time you fall
i'm feeding and feeding evil inside.
And now it's yourself that you hate
it's time to your fall.

You're choosing your own fate.
we are gonna fight back.

4.Take control
これは元々自分がYouthなんとかってバンドをやってた頃に作った曲ですが、あまりにプリミティヴというか初期っぽ過ぎて合わないと思ってボツにしていた曲です。曲はharDCore調(あくまで調)からボストン調に
展開する感じで、まあアメリカのハードコアをいいとこ取り出来たかなと思ってます。
歌詞もそれに合わせて、DC~ボストンぽくアンタイ・ドラッグ・ソングにしてみました。

take control! 
you'll see
you crossed the line
it's beyond acceptance

take control!
i don't preach xxx stuff 
like Boston kids 
but you let me down

Take control
Just get wise
Take control
before it's too late

冷静になれよ
いつかは思い知るだろう
ものには限度がある
ボストンのやつらみたいに
ストレイト・エッジがどうとか説教するつもりはないけど
お前には失望させられた

手遅れになる前に
少しは賢明になろうぜ
これは元々Gordon Ivy & The Jaybirds用に作ったフレーズから発展させたもので、
我々の曲中もっともヘヴィな仕上がりになりました。
先述の通り、我々はハードコア・バンドなのでロックには影響を受けていません。
とはいえ、ハードコアの第一世代である80年代初期のバンドたちは、殆どといっていいほど少年時代に
後期のロック、つまりハードロックやヘビーメタルを聴いて育ったのではないでしょうか。
だから、当時のほとんどのハードコア・バンドには、ハードロック的な手癖があります。
最年長の私ですらロック世代ではない我々にとって、その手癖の部分まで表現するのは難しいですが
何とか見よう見まねで作った曲です。

Why can't you accept the truth ?
Why do you escape from  the truth?
Even if the truth hurts your small pride. 
It's time to grow out of your nazi scum.

same old logic based on hate.
same old slogan led by racism.
You got your own back on somebody's ass
When you hate You're hated in return.

You hate You fear what you won't understand
You superior in your small pride.
But You will never win in the real world. 

事実を受け止めろ
もし事実がお前のしょぼいプライドを傷つけようとも
ナチごっこは卒業しろよ
差別と偏見に基づくおきまりのスローガン
しっぺ返しを食らうだろう
いつかお前も差別される
お前は理解自分の理解できないものを差別し、恐れる
しょぼいプライドの中で得意げ
現実世界では勝ち目ないだろうよ








#NP CHRISTIE AZUMAH & THE UPPERS INTERNATIONAL…



本日買ったレコード。
ガーナのファンキー・ディーヴァを中心にした同一バックバンドのコンピレーション。
Voの声が独特で癖になりそうです。
神戸のレーベル、ディスクデシネとフランスのSuperflyの共同リリースで、ヴァイナル盤もディスクデシネの直営店にて購入出来ます。
http://www.disquesdessinee.com/shopdetail/000000012029/021/Y/page1/recommend/

youtubeに上がってる曲よりこっちの方がオススメです↓
http://www.superflyrecords.com/liste/p_produit.cfm?lng=2&seller=0&what=artiste_titre&srt=2&poch=&bargain=&news=&chunksize=48&currency=5&stringa=&stringt=&spop_id=&exact_search=0&pagination_easy_mode=0&n_ref_list=&general_state=&search_mode=&list_index=&n_ref=116198437&tete=azumah&fmt=0&categ_rech=0&page=1&alpha=0

以下、レーベルインフォ。
ガーナの地方の町、ビビアニ生まれの女性シンガー、クリスティ・アズマが、北ガーナの都市ボルボタンガに移住した後、1974年にThe Uppers International Dance Bandをバックに従えて吹き込んだ幻の傑作が復刻。ヘヴィーなリズム隊と二本のギターが支える独特のファンクサウンドが魅力ですが、何と言っても天性の歌声(彼女自身は、ヴォーカルトレーニングを受けた事が無いそうです)がキモで、作品をユニークな物に仕上げています。作品自体は、クリスティ以外のヴォーカリストもFt.したコンピ形式ですが、注目は、英国の『Soundway』のガーナ産ファンクのコンピにも収録されたタイトル曲「01 Di Ya Sugri」。気持ち良く動くベースラインと、中毒性の高いリズムギターに、ハイトーンのクリスティのヴォーカルが絡む、ガーナ産フィーメール・ファンクの逸品です。他にも、イントロのドラムブレイクが秀逸な「03 Kypaa」、抑制の効いた曲調も渋い、クリスティが歌うアフロファンク「08 Naam」、ギターのカッティング、高揚するホーンのフレーズが格好良すぎる、Chester Adams Issakaによる黒い名曲「09 Aja Wondo」など、相当格好良いです。

海外バンドの来日について

海外のバンドとやり取りをしていたら、誰しも一度はジャパン・ツアーセットアップの依頼を受けた経験があるかと思う。

俺の場合、基本的にこの手のオファーは
"I'm not a promoter, I don't know anyone neither."
「俺はプロモーターじゃないし、プロモーターの知り合いもいない」と返す。

ここで賢明なバンドならば引き下がる。

が、少々鈍いヤツだと、「プロフェッショナルなツアーではなく、DIYツアーでいいんだ」と食い下がってくる。
そこで、
"I have no money."
「お金がない」と撃退の呪文を唱えればかなりの確率で引き下がるのだが、本当に鈍いヤツとの勝負はここからだ。
「お金なんかいらないんだ」とさらに食い下がるやつがいる。

"Okay,I'm gonna set up your show in Osaka and ask my freinds in Nagoya and Tokyo to do same for you.
We'll give you all the profit from the show, I know it's not enough for airplane ticket,but at least it will cover up hotel and food.
Feel free to ask me information about reasonable hotel , bus / train and vegi/vegan food. "
「じゃあ大阪でショウを企画するよ。名古屋や東京の友人にも声を掛ける。
ショウの収益は全て君たちにあげる。とてもじゃないけど飛行機代にはならないだろうが、宿泊と食事は賄えるだろう。
安いホテルとか、交通機関、ヴェジタリアンフードを探してるなら力になるよ」

と、ここまで説明すれば99%の確率でやり取りがストップする。
「もう少し考えてみるよ」とか、「悪いけどまたの機会にするよ」なんて返事もなく、突然やり取りがなくなる。
これは、好きなバンドであればあるほど悲しい気分にさせられる。
だから俺は早い段階から、日本ツアーを諦めさせるような受け答えしかしない。

「お金なんかいらない」というのは、自腹を切ってでも行きたいという意味ではないのだ。
99%の確率で「収益がでなくてもいい」という意味である。
例えば、アメリカのバンドだったら、西海岸か東海岸かにもよるが、航空券代がざっと25万から50万くらい。
彼らの日本での滞在費と移動費が安く見積もっても10万から20万。
会場代をスタジオライヴで切り詰めても東名阪で10万から15万といったところか。
トータルで最低でも50万弱が必要となる。

単純に考えて、1週間弱の日本ツアーで50万の利益(売り上げではない)が出せるはずがない。
これがヨーロッパだったら、陸路での移動が可能な上にLCCも発達しているので、
例えば、ベルギーからオランダ、オランダからドイツ、スイス、イタリアと効率よくツアーが組める。
一方、極東にツアーに来ても、日本、そして空路にて韓国ぐらいしかツアーを組めない。
はたして、ヨーロッパツアーを黒字で廻れるほどの知名度のあるバンドがわざわざ自腹を切って辺鄙な極東まで来てくれるだろうか?
あるいは、東南アジアのようにオーストラリアへの経由地になるため、オセアニア・ツアーに組み込んでもらえる地の利があるわけでもない。
よく、東南アジアを廻るバンドのスケジュールを見て、マレーシアに行くなら日本に来ればいいのにと嘆くファンがいるが、欧米から見ると、
日本は地政学的にはマレーシアやシンガポールよりも辺境の地なのだ。

かくして、日本にツアーでやって来るバンドを分類すると以下の通りとなる。

1.それなりの実力・知名度のあるバンドを、主催者の顔とネットワークで破格の条件でDIY招聘する
2.知名度は低いが実力のある「まだ見ぬ強豪」
3.ヨーロッパツアーを組むに至らない、学芸会バンドレベル
4.それなりの知名度のあるバンドがそれなりの報酬を得て来日する

ハードコアにおける理想はやはり1と2だ。1に関しては海外バンドの来日に尽力している皆さんに頭が下がるばかりである。
2も素晴らしい。力はあるが知られざるバンドを、地元のバンドのサポートで日本のハードコアファンに紹介する。理想のハードコア・シーン
のあり方だろう。また、初来日の新人バンドのチケットは2000円だったが、回を重ねる毎に人気が高まり、3000円、4000円と上がっていってもいいと思う。
これが、初回の来日はDIYツアーでチケットも2000円だったのに、大手レーベルと契約した途端に大手イベンターが噛んで入場料7000円だとファンを馬鹿にしているとしか思えないが、
人気に見合った妥当な報酬をバンドが受け取ることに何の問題があるだろうか。
が、実際のところ2のケースはほとんどない。3レベルの、物見遊山でやってくる悪い意味でのガレージバンドが圧倒的に多い。
こういうバンドばかり見せられた日本のファンが「何だ、アメリカのバンドったって大したことないじゃないか。日本のバンドの方がレベルが高い」と勘違い
する。自信を持つのはいいが慢心する。海外のシーンへの関心をなくす。かくして、廻りまわって日本のバンドのレベル低下に繋がるのだから、いくら
自腹切ってやってくるからといって、つまらないバンドをいたずらに甘やかすのはどうだろうか。

そして4。需要と供給に見合ってるから一見問題ないように思える。
が、いくら知名度のあるバンドだからといって、日本のシーンの規模、前述した通りの日本の地理環境の圧倒的不利を考えると、経費だけでも莫大になる。
本来であればチケット代に上乗せするところであるが、実際のところ、この手のバンドの来日公演のチケットはほぼ3000円以下である。
一般のロックやメタルのショウのチケットに比べると1/2~1/3だ。
ハードコアの場合レコードの値段にせよ、ショウの入場料にせよ安いのをよしとする風潮がある。
ロックやJ-POPのようなあからさまに商目的の音楽ではないのだから、これには私も特に異論はない。
が、こういうケースの場合、殆どオープニングの日本のバンドがPay to playシステムでチケットノルマを負担している。
もちろん、誰かが経費を持たなければいけないのだからこういう方法もありなのだが、イベンター側の甘えに繋がりがちだし、
お客さんに海外からバンドを呼ぶコストを認識してもらうためにも、チケット代に上乗せするやり方がベストだと思う。

と、ここまで書いたところで来日公演の入場料を上げるべきだとツイッターで呟いたら考えられないような反応が返ってきた。
入場料を上げればお客さんが来なくなる…と。
そうなれば、日本に来るバンドもいなくなり本末転倒だと。
しかるべき条件も提示できずに、1のような一部の個人で頑張っている例を除けば、3のタイプのバンドしか寄り付かなくなっていることこそ「本末転倒」なのだ。
1や2のケースで入場料が安いのと4のケースでローカルバンドがノルマをかぶって入場料が安いのは全然違う。
チケット代が上がれば来なくなるのはその違いがわからない客だ。
そういう客がショウに足を運ばなくなるのは悪いことではない。
短期的にはバンドやイベンター、ライブハウスには痛手だが、長い目で見たらいいことづくめだ。
ロックやメタルのファンは自分の見たいバンドのために7000円でも8000円でも払う。下手すれば10000円でも20000円でも払う。
ロックやメタルと同じにするわけには行かないが、本当に質の高いバンドを見るために4000円や5000円ぐらい払えないわけがない。

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