O.Hさんのリーディング
まず登場したのは、湖に浮かぶ1羽の白鳥です。辺りはしんと静まり返っており、霧もかかっています。湖面をゆっくり進む姿はとても優美です。場面は変わり、骨組みと柄だけの傘が出てきました。形から傘とわかりますが、何も張られていないので、これでは役に立ちません。次に出てきたのは、畳の和室にある引き戸。格子状の枠に障子がきれいに張られています。凛とした雰囲気です。するとなぜか突然、裸足がクローズアップされ、畳の上でつま先立ちを始めます。徐々に映像が引いていくと、1人のバレリーナが現れ、白鳥の湖を優雅に踊り始めました。バックにはチャイコフスキーの有名な曲が流れています。何とも支離滅裂な流れではありますが、白鳥で始まり、白鳥で締めくくられていたのが印象的でした。