自賠責での交通事故・むち打ち治療の病院・整骨院|北九州市八幡西区折尾-中野栄煥ブログ

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タクシー運転手が1回の乗務で運転できる距離の上限をめぐり、国の規制を違法とする初めての高裁判決が30日あった。今年1月に強化された運賃規制をめぐっても、国の運賃変更命令を差し止める決定が相次いでいる。交通事故防止や運転手の収入引き上げをうたって導入された規制に、司法が「待った」をかけた形だ。
 乗務距離規制は、タクシーが走りながら客を探す「流し」が行われる都市部が対象。流しのタクシーは、会社が運行状況や運転手の疲労度を把握しにくいためだ。国土交通省は「距離制限がないと、勤務時間内に効率よく稼ぐためスピード違反をする恐れがある」(幹部)と、規制の必要性を強調してきた。
 これに対し、原告の名古屋エムケイ(名古屋市)は「事故は減っている」と反論。運転手の待遇改善についても「責任は経営者が負っており、お上が是正するとはおこがましい」と批判する。
 30日の名古屋高裁判決は「(タクシーの)需要が低迷し、無理な運転で走行距離を伸ばす傾向はなかった」と指摘し、原告の主張に軍配を上げた。