我が心 強くありつつ
おだやかに咲きちるのちの
八重桜かも
人生の道に迷える者
美や愛について知る
感じられなくなったのは
無いものを求めたが故に
家族や人の温もりが
分からないものは存在しない
母から生まれ太陽に慈しまれる
不運か 不幸か
愛を知らない者は愛したいと願う
出来ないことはあっても
元気は無尽蔵な泉のよう
愛や美があれば
ただ無意識に追い求め
終着がないけれど
完結したいと心に残るものを数え
(その言葉の数だけ力があり)
生命力の心許ない美の輝きを放つ
死んでしまおうと幾度と思い
今、美を一目見えたいと希う
失った分だけ 愛の部屋は広がり
美しくありたいけれど
上手くいかない毎日
春花の盛りの桜ちりのこれ
あらしに負けず 果てなき思い
はなもも色濃くタンポポ連なる
菜の花さきみだれ山桜葉によそおう
みなが作りたいと祈る人の為せる技
花の植え方、人の笑い声
長閑な風景、鳥達の楽園