アルトサックスのコソ練日記

アルトサックスのコソ練日記

働きながら子育てしながら家事をしながら、
合間を縫ってこっそりコソ練。

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Alto Sax
H.Selmer Reference54 Antique Brushed Satin
MP ESM JazzHeaven
Reed Legere Signature
Ligature Boagani

Synthesizer KORG KROME



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お久しぶりです。

レアな更新に気づいて訪れてくださった皆様、ありがとうございます。

今日は、最近の音楽の悩みを、書き連ねてみようと思います。(サックス吹きでないとつまらないかも)








このブログ、初めてからもう5年経っています。

ブログタイトルの通り、アルトサックスを独学で模索しながら、いつか理想のサックスを吹けるようになるまでの道のりや、模索中でありながら既に図太く多々ステージに立ってしまっている活動の記録などを、残していこうというブログです。

始めた当初は、自分の求めている音が鳴らなくて苦戦しました。

サックスも音質は様々です。

楽器本体を変えれば良いのか。
マウスピースが原因なのか。
リードやリガチャーも音質に影響はあるのか。
それとも吹き方、アンブシュア次第なのか!?

すべてを試行錯誤しました。

実際、これら一つひとつが音に影響あるのですが、私の場合、9割はセルマーのアンティークモデルのサックスに出会った事で、解決しました。








求める音が出せるようになった次は、

リードミスを無くしたい

でした。

吹奏楽コンクールなんかでは特に目立つもので、木管楽器のリードミスが鳴ると、自他関わらず「あーやっちまった!」と思ってしまいます。

私もこのリードミス、初心者の頃は練習中も本番も出てしまい、悔しい思いをし続けておりました。

この原因は、マウスピース+リード+リガチャーという、口元3点セットである事はわかっており、相性の良い組み合わせが見つかるまで、結構な投資が必要でした。

今はこれも解決しており、私は

ESM+レジェールのシグネチャー+ボガーニ

という組み合わせに落ち着いて、ほぼリードミスは鳴らなくなりました。特にリガチャーの影響が大きいように思います。

ちなみに、レジェールは個体差の少ないと言われている人工リードですが、それでも結局、個体差はあります。

相性の良いリードに出会うまでは、葦のリード同様、それなりにいくつも買い求めなければいけないですが、出会えたらそこからの消耗が少ないので、私は手放せなくなりました。

ここまで、独学初期に一番悩んでいた事は解決しております。








さて、ここからが、未だに解決できていない悩みです。








今、私が行き詰まっている課題は、

「サックスの良さを活かしきれていない」

です。

もう少し具体的に言うと、

「サックスらしい奏法、サックスらしい吹き方がわからなくなってきた」

です。

一般的に、

サックスといえばジャズ
ジャズといえばサックス

というイメージの楽器だと思うのですが、私が好むポップスやロック、或いはフュージョン、ジャンルは何であれ、ジャズの奏法を習得しない限りは、この先もサックスの良さを100%発揮できない。

…のではないか?

未だに自分の演奏に納得できていないのは、私はジャズというジャンルを通っていない。

…からではないか?




と、そこに気づくことは出来ました。
誰かから受けたアドバイスではありません。
自分で勝手に思っただけですが、恐らく、間違っていないと思います。







ジャズというジャンルは、特に生演奏を聴くと本当に素晴らしく、かっこよく、なぜか手に汗握るほどの緊張感もあり、こんな事ができたら良いなぁ、どうしてこんな事ができるんだろう、という衝撃と感激を得ます。

ただ、普段自ら好んで聴く音楽や、演奏したいと思う音楽は、やはり子供の時から慣れ親しんだポップスやロックなど、私にはメロディアスな要素が不可欠。ハードロックが好きな反面、厳かで迫力のオーケストラサウンドも大好きです。

この5年間、自分の好みであるまさにそのメロディアスなロック、ポップス、たまにフュージョン、これらのジャンルを演奏してきました。

でも、何かが違う。自分は何かが違う。

特にジャズサックスの生演奏を聴くと、破滅的に自信を無くすほど、落ち込んでしまいます。

ジャズプレイヤーの方々と同じような
 吹き方がわからない。
 奏法がわからない。
 音の出し方もわからない。

きっと私は、世のジャズプレイヤー様達と、ある程度同じレベルで吹けるようになった上で、好きなジャンルを演奏したら、そこで初めて自分のサックスに納得できるのではないか?

今やっと、そこに気づいたという段階です。

これまでは、感覚だけでやってきました。
音が合ってるか、合ってないかだけは判るので、理論やコード等の知識は無くても、吹いたり弾いたりできてきました。

しかしそれにも限界が来たという感じです。

本当はどなたかに師事して、習いたいところですが、実際、時間がありません。

では今、出来る事は何だろう?

やはり私には、これしか…






















独学


結局、独学しか道は無いんだなぁ〜。:゚(;´∩`;)゚:。










これからもサックスを吹く以上、きっとこの道は通らなければいけない。恐らく今後の演奏にプラスになる発見は必ずある。

そう信じて、初めてジャズの教本に手を出し始めた

2019年、秋。













さーて、いつまでどこまで続くかな〜。
(´ . .̫ . `)