前回の続きです。

 

 

そうなんです。

そのころ、夫婦関係は最悪な状態だったんです。

 

 

 

 

 

 

長男をはじめとして

 

 

子どもたちが家でダラダラしている、

 

親の言うことはきかない、

 

返事もしない、

 

勉強もしない。

 

 

自分のものをかたづけないので

部屋中に物が常に散らかっている。

 

 

 

 

主人はそんな状態にいつもカリカリしていました。

 

 

時には子どもたちに声を荒げて怒るので

子供たちは父親を避けていました。

 

 

 

そして、主人はその苛立ちを

私に

「ちゃんとしつけろ!」

とぶつけていました。

 

 

 

私自身、子どもの頃、親から一方的に怒られて育てられたのが嫌で、

そういう育て方はしたくないと思っていたので

子どもたちには丁寧に関わることを心掛けてきました。

 

 

 

なので、威圧的に「かたづけなさい!」と強制することはしていませんでした。

 

 

 

私だってがんばっている。

コーチングも勉強して、どう接すればいいか試行錯誤している。

ただ単にあなたのように子供たちを怒って言うことを聞くようになるなら

こんなに苦労していない!

 

 

 

でも、ダラダラした子どもたちと
散らかった部屋しか見えない主人には

そんなことは理解できません。


 

 

主人にとって、子供たちの状態は許しがたく、

そのはざまで悩む私。

 

 

そこに追い打ちをかけるように、

主人は子どもたちや妻の私に

正論を振りかざしてくる。

 

 

 

 

「そんなことくらいわかってます!

でも、現実はそんなに簡単に子どもは親の思うように行動してくれるわけじゃない!」

 

 

 

私はこのつらい状態を誰にもわかってもらえず、

ひとりで苦しむしかありませんでした。

 

 

 

 

当然、私自身はそんな主人を到底受け入れられず、

夫婦の会話はほとんどありませんでした。

 

 

 

主人もそんな家が嫌で

週の半分以上に飲み会を入れるという悪循環。

 

 

 

もう家族全員の精神状態はバラバラで荒みきっていました。

 

 

 

 

 

そのころ、

私は

「潜在意識」

の存在を知りました。

 

 

 

コーチングに限界を感じていた私は

それにとても興味を惹かれました。

そして悩んだあげく、やはり学ぶことにしました。

 

 

 

そこで学んだことは、

 

「目の前に起こることはすべて自分自身の潜在意識の表れ。」

 

ということでした。

 

 

 

 

自分自身の潜在意識にふたをして

取り繕ってがんばってもダメだったのです。

 

 

 

この学びで、私はしっかりと

自分自身に向き合うことが必要であることを知りました。

 

 

 

こんなふうに、

ここにはコーチングのスキルだけでは

何ともならなかった答えがあったのです。

 

 

 

 

さらに、メンターとの出会いがあり、

その方から今すでにあるこどもたちの良いところに

たくさん気づかせていただきました。

 

 

 

「毎朝、ちゃんと起きて学校に行ってるんでしょう?」

 

「えっ?そんなこと?当たり前のこと。。。」

 

「それが出来なくて悩んでいるかたもたくさんいらっしゃるのよ。」

 

 

 

 

当たり前のことだけど、当たり前じゃない。

そんな小さな承認をたくさんたくさん積み重ねることで

子供たちに対する思いが変わっていったのです。

 

 

 

 

 

そういった数々の出会いのおかげで

いっきに家族関係が変わっていきました。

 

 

 

 

私の主人の見方も少しずつ変化し、

存在を受け入れられるようになりました。

 

 

 

主人もまた、

それまでは私の言葉をすべて跳ね返していた状態から、

しっかりといったん受け入れて

考えてくれるという変化が起きました。

 

 

 

それとともに

父親と子どもたちの関係も見違えるように変化しました。

 

 

 

それまで

 

「勉強や努力をしないやつは俺の息子と認めん!」

 

と言い放っていた長男のことを

 

「やれていないこと」ではなく、

「やっていること」を見て、

 

大学生になっていろいろ行動する様子や
たくさんの父子の会話を通して、

 

「あいつはすばらしい!」

 

と条件ではなく存在を認めるようになりました。

 

 

 

 

長男も、

主人に進路や将来のことを相談するようになり、

 

「お父さんってさ、すごいよね。」

 

と、尊敬の表情で父と語り合う姿を見るようになるなんて

 

過去の状態からは想像もつかないことでした。

 

 

 

 

 

今では家族全員がお互いを認め合えるいい関係になりました。

 

 

 

 

 

 

かつて、子どもを認められず、

八方ふさがりだと感じながら、

 

 

もうこの家族はバラバラになるかもしれない

 

 

と思いながら子育てをしていた私。

 

 

でも、そんな私でも、幸せな家族を築き上げることができました。

 

 

 

そんな私だからこそ、

同じように子育てに悩むお母さんの力になれると思っています。

 

 

 

反抗期の子育てに悩んでいるお母さん、

それは必ず手放すことができます。

 

 

 

お母さんもラクになって、

お子さんは伸び伸び生き生きと

自分の人生を歩めるようになります!

 

 

 

あなたにも必ずそうなれます!

 

 

 

あなたの家族が笑顔になることを応援しますキラキラ

 

日本中の親子が笑顔になることを祈っていますキラキラ