私がやっているヨガは
東洋医学の哲学に基づいているのですが、
そのメニューの１つに
陰と陽の瞑想ヨガがあります。
陰と陽のポーズを繰り返し、
ちょうどよくバランスの取れた状態を
自分自身で見つけていきます。
そもそも陰陽って？と思う方も
いらっしゃるかもしれませんが、
陰陽は、誰もが知っている、
そして持っている感覚です。
陰と陽。
月と太陽。
夜と昼。
静と動。
裏と表。
暗さ明るさ。
お腹と背中。
私たちの心も体も自然も、
全てのものに陰と陽があって、
留まることなく、ずっとずっと巡っている。
どちらかだけしかないことなんてなく、
繰り返すことが当たり前。
なのに、なぜだか
陰を嫌ったり怖がったりしてしまう。
陰から目を反らしたり、
陰から抜け出せないと怯えたり。
それは、私たちが今、
「もっと強く、もっと上に。」と
陽に傾いた世界で生きているから。
陽であることが正しくて、
陽から落ちこぼれないようにって、
必死にしがみついて。
そんな陽に溢れてしまった世界では、
陰に向かうことが
ダメなことに思えてしまうのかもしれない。
だけど本当は、陰の力も必要で、
陰に向かう時間は、とても大切な時間。
陽だけでは不自然で、
陰だけでも不自然で。
心が陰に怯えてしまうなら、
体で、その心地よさを知って欲しい。
陽だけでは苦しいことを。
陰に向かうことが、
そんなに怖いことじゃないことを。
そして、どちらにも
留まっていることができないことを。
ヨガを通して、体を通して、
心で感じてみて欲しい。
今の自分は、陽をどれだけ欲しているか。
今の自分は、陰をどれだけ欲しているか。
自分が、何を求めて何が欲しいのか。
そして、そこへ向かう今の自分の
心地よいポイントはどこなのか。
そんなことが、きっときっと、見えてくる。
自分の心は、自分で知ったほうがいい。
自分の答えは、自分で出したほうがいい。
あなたの心が、みつかりますように。
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陰と陽の瞑想ヨガ
陰のポーズと陽のポーズを
４０分間繰り返し行います。
それぞれのポーズの長さも間隔も、
自分の心地良いリズムとバランスで。
途中で休んでもいいし、やめてもいいです。
陰と陽を繰り返す、その中で
浮かんでは消える心と体のサインから、
きっときっと、自分の心が見えてくる。
そして、どんな自分も愛おしくなる
次回開催は
茨城県取手市の古民家で行います。
詳細は、決まり次第お知らせします。
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