小さく喘ぎながら濃厚な口付けを交わし合う2人を見て絶句したのは、中の2人が口付けを交わし合うとは思えない間柄だった事も関係するだろう。
―――――龍迦さま、と闇姫さま。
燦は開いた口を手で隠しながら、扉からゆっくり離れた。
―――――何故、あの2人が。
「闇姫」
「いや、もう・・・・」
途切れがちに聞こえる2人の声は艶やかでそして色気に満ち溢れている。
―――――いやって何がですか―――――――――――ッ!
何してるんですか、龍迦さまッ!
「もう、立ってられな・・・・」
衣擦れの音がしたかと思うと、ギシリ、と寝台の軋む音が聞こえ、燦はどんどん赤くなる自分の頬を堪らず抑えた。
早くここを離れようと青藍を見ると、興味津津に覗き込んだままだ。
―――――――コラ―――――――――ッ!緊張感無ぇなッ!お前はよッ!
燦は手を伸ばし、青藍の羽を引っ掴むと、慌ててその場から離れようと試みる。
『今良い処なのにッ』
「馬鹿野郎!無理だ、絶対!」
『ウブ!』
何て言われようがとっととここから立ち去るに限る。
『だいたいアレは口付けじゃ有りませんよ、馬鹿ですか』
「――――――へ?」
間の抜けた燦の声に青藍はこれ見よがしに溜め息を吐くと、小馬鹿にした調子で続ける。
『ウブな燦さまが見ていない時、闇姫さまの口から穢れが出て行くのを見ました。多分アレは龍迦さまが辛そうな闇姫さまの為に自分の気を分け与えたのでしょう。それで滞っていた穢れが出て行ったのでは無いかと』
「そ、そうなのか」
『推量ですけどね。穢れを完全に消すのは今は闇姫さまだけしか出来ませんから・・・・2人の気が重なってそうなったかも・・・・・いやはや面白い現象ですね』
「そ、そうなのか」
『そうですよ・・・・・・まぁ、燦さまには刺激が強すぎでしょうかね』
「む」
『やることやってる癖に、ねぇ』
「ちょ、お前、何でその事ッ」
赤くなる燦を尻目に、青藍はまた扉近くまで近付く。
闇姫の身体から出た穢れ・・・・・・・。
あれは遥か昔に見た記憶が有る。
――――――アレは、そう。朔と一緒にいた頃に、見た事が有るものだ。
胸の中にざわつくものを感じながら、青藍は言い様の無い不安を感じ始めていた。
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―――――龍迦さま、と闇姫さま。
燦は開いた口を手で隠しながら、扉からゆっくり離れた。
―――――何故、あの2人が。
「闇姫」
「いや、もう・・・・」
途切れがちに聞こえる2人の声は艶やかでそして色気に満ち溢れている。
―――――いやって何がですか―――――――――――ッ!
何してるんですか、龍迦さまッ!
「もう、立ってられな・・・・」
衣擦れの音がしたかと思うと、ギシリ、と寝台の軋む音が聞こえ、燦はどんどん赤くなる自分の頬を堪らず抑えた。
早くここを離れようと青藍を見ると、興味津津に覗き込んだままだ。
―――――――コラ―――――――――ッ!緊張感無ぇなッ!お前はよッ!
燦は手を伸ばし、青藍の羽を引っ掴むと、慌ててその場から離れようと試みる。
『今良い処なのにッ』
「馬鹿野郎!無理だ、絶対!」
『ウブ!』
何て言われようがとっととここから立ち去るに限る。
『だいたいアレは口付けじゃ有りませんよ、馬鹿ですか』
「――――――へ?」
間の抜けた燦の声に青藍はこれ見よがしに溜め息を吐くと、小馬鹿にした調子で続ける。
『ウブな燦さまが見ていない時、闇姫さまの口から穢れが出て行くのを見ました。多分アレは龍迦さまが辛そうな闇姫さまの為に自分の気を分け与えたのでしょう。それで滞っていた穢れが出て行ったのでは無いかと』
「そ、そうなのか」
『推量ですけどね。穢れを完全に消すのは今は闇姫さまだけしか出来ませんから・・・・2人の気が重なってそうなったかも・・・・・いやはや面白い現象ですね』
「そ、そうなのか」
『そうですよ・・・・・・まぁ、燦さまには刺激が強すぎでしょうかね』
「む」
『やることやってる癖に、ねぇ』
「ちょ、お前、何でその事ッ」
赤くなる燦を尻目に、青藍はまた扉近くまで近付く。
闇姫の身体から出た穢れ・・・・・・・。
あれは遥か昔に見た記憶が有る。
――――――アレは、そう。朔と一緒にいた頃に、見た事が有るものだ。
胸の中にざわつくものを感じながら、青藍は言い様の無い不安を感じ始めていた。
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