使徒の働き17:11
「この町のユダヤ人は、テサロニケにいる者たちよりも素直で、非常に熱心にみことばを受け入れ、はたしてそのとおりかどうか、毎日聖書を調べた。」
このベレアの人のようでありたいと、ずっと思ってきた。
聖書に忠実でありたいと願いながら、聖書を注意深く読むと、毎日ハッとする気づきがある。
この一節の中にある「素直」という言葉、ギリシャ語では「エウゲネース」
意味は?
高貴な心、高潔な態度。
ベレアの人々に使われたこの言葉は、
*感情的、偏見的に反応せず、冷静で理性的に物事を判断する。
*権威や言葉にただ流されるのではなく、「聖書に照らして」自分で確かめる姿勢をもつ。
*信じるに値するものを見極める素養がある。
世俗的な「素直さ」は、
流されやすさ、言われるままただ従う。
聖書的な「素直さ」は、
心に「真理への誠実さ」と、「吟味する態度」があり、
自分の判断を持ちつつ、真理の前にへりくだる。
神の言葉に「心から納得して従う」
ピリピ2:5~8にある、キリストの従順に倣うことが、クリスチャンの素直さであり、従順。
「キリスト・イエスのうちにあるこの思いを、あなたがたの間でも抱きなさい。
キリストは、神の御姿であられるのに、
神としてのあり方を捨てられないとは考えず、
ご自分を空しくして、しもべの姿をとり、
人間と同じようになられました。
人としての姿をもって現れ、
自らを低くして、死にまで、
それも十字架の死にまで従われました。」
価なき者を憐れみ救ってくださったこと、感謝します✨