北の暮らし ~ 遊 ~

北の暮らし ~ 遊 ~

北海道の四季折々の風景、美味しい食べ物、そして日常の出来事、感じた事などを綴ります。
夫婦2人の生活になり、残りの人生を楽しく過ごしたいのでタイトルに『遊』を入れました。

母が家に来て一日置いてから、母の施設へ行って来ましたおばあちゃん

 

母はリビングで他の入居者さんと談笑中

明るい様子です。

 

穏やかな母が見られて私も嬉しいウインクチョキ

 

「お母さん、私といつ会ったっけ?」

 

「会ったね。昨日か一昨日だったかい?」

 

なんと一昨日会った事を、憶えてましたルンルン

ただし、「私だけ来てくれた」と。

姉2人の事は忘れてましたアセアセ

 

「お母さん、外出しなかった?」

 

「外出?しないよ。ここからどこにも行ってないわ。」

 

「うちへ来てくれたでしょ?」

 

「えっ?行ったかい?母さんも歳だね。何も憶えてないもの。」

 

まったく憶えていませんでした。

想定内だったからいいんですけどね。

 

母が楽しそうにしてたことや、美味しいとご飯をおやつを食べてたことは

事実なのでそれだけでよしとしましょう音符

 

「お母さん、私が誰かわかる?」

 

「わかるよ。あかりさん。好きな名前だもの。」

 

「好きなのは名前だけ?」

わざと聞いてみました。てへぺろ

 

「あんたは迷惑かもしれないけれど、母さん、あんたのことは大好きだよ。」

ちょっと照れたように言ってる母ハート

 

母のそんな言葉を聞いて、胸が熱くなってしまい、

私の目からは涙が・・・

 

先日、介護員さんが話してくれたこと。

 

「お母さんが家に帰りたいと言うのは、

あかりさんが単身赴任中のご主人のところへ行ってるから

家に帰ってあかりさんのご主人の為に

ご飯を作らなきゃいけないと言うんです。」

 

辻褄が合わないけれど

そこが認知症ゆえの理解が出来てないところ。

母は私が家にいないから、

私の代わりに夫のご飯を作らなくちゃと思ってる。

 

それは同居中に私がお友達と旅行で留守をする時に

夫は自分で夕飯を作るからいいと言っても、

母は夫の為に作ろうとしてました。

 

夫に気を遣ってたのでしょう。

その気持ちが未だに残ってるみたいです。

 

施設でお風呂に入るのも、

「あかりが疲れて帰った時にお風呂の用意をしなくて済むように

ここでお風呂に入って行く。」

とも言ってるようでしたえーん

 

「すべてあかりさんの事を思って

あかりさんの為にしようとしてるんですよ。」

 

介護員さんにそう言われて私の目からは涙がボロボロとこぼれ落ちて

止まらなくなってしまいましたタラー

 

何もかも忘れてしまっても、

子を想う、母親としての愛情はそのまま残っています。

 

母はどんな時も母親であることだけは忘れてないのですねハート