ドングリ

さっぽろ赤レンガカフェの観光ボランティアガイドのひとりSさん。

この方、本業を含めると何と六つものステージで活躍する

ウルトラスーパーなガイドさんなんです。

ある時は“アウトドア協会のメンバー”として、

ある時は“自然体験活動のリーダー”として、

そしてある時は”環境教育リーダー”として・・・。

今日は、このSさんが愛用しているショルダーバッグに

可愛くぶら下がっている “ドングリキーホルダー”の話題から。

一言にドングリといっても、種類が多い。

札幌近郊の野山でよく見かけるのはミズナラやコナラ、カシワあたりでしょうか。

ところが、Sさんと子供たちが毎年ドングリ拾いにいく場所は、

決まって北大植物園前だそうな。

「なぜ植物園前なの?」

Sさん待ってましたとばかり、ドングリのウンチクを語り始めるのです。

「札幌では数少ない北アメリカ原産のアカナラのドングリを

工作の材料に使っているから」なんだって。

このドングリは、①実が大きい②形がいい③帽子の座りがいい、んだそうな。

拾ってきたアカナラのドングリは、①しばらく乾燥 ②汚れを落とす 
③実と帽子を接着 ④ニスを塗る ⑤帽子に穴を空け、金具を取り付ける、
でオシマイ。立派な可愛い”オリジナルキーホルダー”の完成です。

子供たちが作ったキーホルダーは、手提げカバンに、

スポーツバッグに、ケータイに、

自分だけのマスコットとしてぶら下がっているのです。

ちなみに製作時間は60分、製作原価は100円足らず。

どうです、皆さんもお子さんと一緒に

“アカナラのドングリ工作教室”を、開いてみませんか?