おはようございます。

午前中は雨が降ったりやんだり。

そういえばおとといの続きのコラムがメモ帳に残って

いるのでコピーしておきます。

チャボとカッコー Part2

カッコーと言えばおなじみ鳴き声からの

由来で名前が付けられていますがこの鳥は

結構アウトローな鳥で抱卵、子育ては他鳥

まかせです。産卵が近づくと他の鳥の巣に

タマゴを産みつけます。目的の巣で親鳥が抱卵

しているとじっとその鳥が巣を一時離れるまで

待って離れた瞬間産みつけます。

産んだあとは数合わせで他のタマゴを咥えて

飲み込み立ち去ります。なにも知らない巣の

親鳥はまた抱卵を続け孵化となります。

なぜかカッコーの卵が早くフ化し、フ化した

カッコーのヒナは直ぐに他のタマゴを巣の外へ

追いやります。習性ですから全てなくなるまで

繰り返すそうです。また他のタマゴがフ化した

としてもそのヒナを巣の外へ追いやるそうです。

巣の外と言う事ははるか下の下界です。

巣によっては複数のカッコーがタマゴを産み

ヒナにフ化した瞬間から壮絶な戦いが待っている

ということですね。カッコーのヒナの体型である

特徴があり背中部分がくぼんでいてタマゴでも

他のヒナでも背中にのせ後ろ向きに後ずさり

しながら巣の外にほうむります。

早い話がその巣には自分だけの状態にし

育ての親鳥が持って帰ってくるエサを独占し

一時も早く成長し巣立ちをしなければならない

からです。ヒナにフ化して数日もすると

育ての親鳥よりも数倍成長し巣から

はみ出してしまい居ずらくなるからです。

さて本題にかえりますがチャボとカッコー

は相違と言いたかったのです。

【チャボ】-なんでもかんでも与えられた

ものをひたすら大事にするし義理鳥情を

大切にする。

【カッコー】-美味しいとこ取りで情け

容赦ないし血も涙もない。しかし生きる

ためには手段は選ばず努力もする。

完結は次回です。