1ヶ月が経ちました | 日々のカンゲ記 ふろむパリ→トーキョー

日々のカンゲ記 ふろむパリ→トーキョー

日々の感激と観劇のきろく。パリ生活のこと。

こちらに来て1ヶ月が経ちました。

自分が日本にいる時と立場がまるで違う状況に置かれて、自分の新たな面も見えてくるし、
日々が学びの連続です。


すべて自分次第。
日本で持っていた付属品は何もなくて、たたの私自身がどう行動するか。
とてもシンプルです。


今はきっと自転車の練習をしている子供のような気分で、
まいにち一生懸命練習するんだけど疲れるだけで。ころんでばかりで、悔しくて、痛くて。
でもいっぱい練習したら、ある日突然スルッとタイヤが走り出す。
そうするとなんだか見えてくる景色も違ってみえて、
スピードも、行動範囲もみるみる広がって。
そういう日がきっと来るのでしょう。




2年前に、わけもなくどうしてもここに住みたいと思った。
日本に大好きな人たちや、大好きな仕事や、大事なものがいっぱいいっぱいあったのに
それでも、その時の思いつきだけを信じて今ここにいる。
その自分の決断は、間違っていないのかなって
自分が日本に置いて来たものを考えてたまに涙が出たりもするけれど、
ふと足を止めると、いつだって目に見えるものが美しくて、
ああ、この景色があれば大丈夫、来てよかったなって思うのです。

いいことも悪いことも含めて、とてもいい経験をさせてもらっているなぁと思う。
これを今後の自分にどう役立て、社会にお返ししていくかが課題。

一日一日を大事にしなきゃね。