あの時、差し延べられた手を先に振りほどいたのは私。
それでも、何度も何度もそれで良いの?って確かめてくれてた。

私は、なんて馬鹿だったんだろう
なんて傲慢だったんだろう
今になって思い知る

我が儘で、自分勝手で
上手く自分の気持ちを表現できなくて、意地っ張りで素直じゃない
それが私
そんな私のことを
そのままで良いんだよって
貴方は、まるで宝物のように扱ってくれたね

どんな我が儘を言っても
どんな酷いことをしても
私の気持ちを大切にしてくれてた

私は、貴方が思ってくれてる程良い子じゃないから…
欠陥だらけで中身のない、そんな女の子なんだよ…

私は全然貴方を大切に出来なくて
貴方は私と居て心安らげる時間はあったのかな
貴方の心を満たせていたときはあったのかな
思い返せば思い返すほど
私は与えてもらってばかりで
貴方に何も与えられなかった
貴方に何も出来なかった
酷いことしか出来なかった
昔も今も貴方を苦しめることしかできない…

ねぇ、私は貴方を
ちゃんと愛せていたかな
貴方は淋しくなかったかな

戻れるならば
全てをリセットしてもう一度、あの頃に戻りたい
そう、思ってしまう
自分勝手な私
最低だ
ずっと誰かに必要とされたくって
だから何でも頑張ろうと思った

人前では
強いフリをするので精一杯
弱音は吐かず、本心をうまく隠す
素直じゃない私

ずっと自分に自信がなくて
存在価値がわかんなくて
いつだって此処に居て良いのかわからなかった
私は存在してて良いのかすらわからなかった

だからあのとき
例えそれが
愛からくるモノじゃなくて
刹那的なモノだったとしても
それでも、ほんの少しでも私を、私だけを見てくれるなら
それでも良いと思ってしまってた

それは私の弱さで
同時に愚かさで
それでも少し、信じたかった

でもそれは
ただの間違いでしかないんだって
そう、キミが教えてくれたんだ

私は此処に居る
今も昔も変わらず、ずっと