★サフィール・カルノー★

『樹の力』を持つ男性。29歳でこの世を去る。セリアの元主であり、本部の軍の上司、そして婚約者であった。僕探しに竜明の母がやっている養護施設に訪れた際に20歳であったセリアと出会い、そのまま軍に引き抜いた。その後セリアと付き合い始め婚約まで漕ぎ着けたのだが、身籠ったセリアと一緒に戦闘中に戦死してしまった。
性格は冷徹でかなりの俺様気質。常に命令口調で、仲間であろうと情など一切見せない、所謂鬼教官タイプ。女男関係ない、容赦無い部下の扱い様で、酷使される部下から『凍れるサファイアに射殺される』と陰口叩かれる程冷たく、かつ目付きがキツく鋭い眼光を持つ。ストイックな様子にファンは多いのだが、そんな黄色い声には一切耳を貸さない。実は『物凄くプライドの高い素直じゃない不器用さん』なだけだったりするのだが、気付いているのはセリアを含めた付き合いの長い部下だけ。照れる事は殆ど無いが、照れると怒る天の邪鬼。仕事上の一人称は「私」で、オフでは「俺」。