昨日まで天気良くなくて


今日から春日和 になったのに


今日はIngersheimにヨーグルト作り習いに行って


その後Stuttgartにお土産買いに行っちゃって


帰ってきたら ちょうど 午後のFeldsalatの収穫から


みんながトラクターに乗って帰ってきて


”Aki------!!”


ってみんなが手を振ってくれて


あーーあたしも収穫したかったなーー


と思って悲しくなって







もう 私にとって


ここに居るのも良くないし


旅行するのも良くないし







日本に帰りたいけど 帰らなきゃいけないけど


みんなとまだ働きたいし


自分の仕事に満足できてない




って泣いてたら




この一年で


 一番辛かった日 思い出してみな





 一番幸せだった日 思い出してみな







 それ以上何が必要?

 十分だろ」








十分だ-------------










泣いたらすっきり







十分なのかな?

きりないの分かってるけど

悔しい






必要とされたかった

役に立ちたかった




わたしは

役に立ったのかな





こんなとこで安い賃金で働いてられっかあ

って気持ちももちろんある




こんなとこで共同生活してられっかあ

って気持ちももちろんある





けどわたしは

1年ここで働いた 生きた 



これだけは事実





スパゲティ-ボロネ-ゼ!!!!














1年かかった



自分の気持ちをドイツ語で言うことに


これやりたいって言うのに


NOって言うのに


ありがとうって素直に言うのに




1年かかった



どんな仕事も大事なんだって気づくのに


自分がやってきた仕事に誇りを持つことに





es hat einjahre gedauert



1年経って やっと分かってきた


やっとNOが言えるようになった


Ja Ja (Yes Yes)って言って4月からやってきたけど


何がなんだか分からなくて 毎日仕事こなすのに精一杯で


がむしゃらに突っ走ってきたけど






今やっと


旅行から帰ってきて


見えてるものがある





私はやっぱこの農場が大好き









旅行から帰ってきて はじめにKatharinaに会った




そしたら

「AKI-wir haben dich vermisst!!」


(AKIがいなくて私たちさみしかったのよー」


って言ってハグしてくれた






今までだって

セミナーや休暇で1週間いなくなることあったのに

こんなこと言ってくれたの初めてで 

びっくりした




「AKIがいないと笑い声がないし

 野菜詰め合わせの仕事してくれるのはAKIだったし

 Gutenmorgen!!もないし」


(Gutenmorgenは、おはよう の意味で、私の言い方がおもしろいらしくて

Katharinaはいつもまねしてくる)





わたしは恥ずかしくて

 「うそだー」

と言って平然を装ってじゃがいもをかき集めてたけど



ほんとは すっごく すっごく 嬉しかった





研修最終日の土曜日


研修生最後の日にはFrankが研修生に対して

一言”ありがとう”的な言葉を言って

研修生もなにか言う



っていうのがお決まり








だったんだけど

私の最後の日は朝からなんと びっくり仰天の 雪


+Frank体調悪くて朝食に現れず

+Kathartinaも風邪引いてた

+3月から土曜日はチーム制になってて来てる人いつもの半分




しかも注文もすごく少なくて仕事は9時半に終わっちゃって

しかも最後の仕事は雪かきだったし





あれ??あれれれ??

こんなの

思てたんと ちがうー!!




って感じで終わっちゃって

まったく納得も満足もできなかった最終日




を終えてEmmerichへ私は出かけたのでした

(Emmerichはキクが研修してる農場)




20時にDusseldorfでみっちーと待ち合わせ

みっちーは私と同じDemeter野菜農家で研修していたから

いつもお互い愚痴や悩みや喜びを分かち合っていた


(いや、愚痴ってたの私だけかな?いつもありがとう、みっち-☆)




みっちーも土曜日が研修最後の日だったから


「終わったねー頑張ったねー」


ってお互い健闘をたたえあって

抱き合えると思ってうっすら涙を浮かべて

私を待っちゃってたらしいみっちー




そんな気も知らないで私は

最後の日どうだった?と聞かれて


「それがさー。納得できてないんだよねー」


と腕を組みながら



べらべらべらーー

と、また愚痴りまくる




みっちーのうっすら涙は 乾ききってしまったよね

ごめんね 笑





12月から私の仕事はいっつも

”野菜詰め合わせの袋詰め”

だった



Gemusesuppe

(野菜袋)



という名の仕事で、一等品で売れなくなった野菜たち

(傷がちょっと付いている等の理由)

をナイフで傷をとって新しく蘇らせ、数種類の野菜を一つの袋に

一袋1キロになるように詰める


という仕事



これを1日に30袋 多いときは100袋作る



さむーーーーーーーい中

汚い野菜をもくもくと切り


さむーーーーーーーい中

野菜をもくもくと洗い


さむーーーーーーーい中

野菜をもくもくと詰める





という畑仕事と係りなしの仕事だったから

私はもう 


どよーーーーーーーん





みんなとハウスで仕事したいのに

わたしはいつも野菜洗うところで

袖、びしょびしょになりながら

一人で 仕事してた




しかも

それが終わったらKiestewaschen(出荷用の箱洗い)

の仕事が待ってて

これもまた一人でびしょびしょになりながらの作業




私はいつの日からか

仕事が嫌になってた





一人で仕事してると色んなこと考えちゃうし

冬だし

お天気も悪いし

雪だし

寒いし

仕事も楽しくないし




もう どん底だった

いま思えば




研修最後の週

午後の話し合いのときに

Katharinaに


「AKI 午後もあの野菜引き続き洗いたい?」


って言われて私は


「ich will nicht ader ich kann machen ja」

(やりたくないけど私できるよ)



って言った





初めてだった

初めてわたしはこのときKatharinaの言ったことに

やりたくない と言った



何言われてもJaって言ってきたのに

最後の週にNOって言った




それを聞いてFrankもみんなも笑ってた



で、あとからHafsiに


「聞いた?!わたし初めてやりたくないって言っちゃったんだけどー!!」


ってすごいでしょ みたいに言ったら



「あの言葉は 100パーセント間違いだったね

一人じゃ無理だから助けが必要 とか もっと言い方があっただろう」


って言われて



私は

今までJaって言って仕事してきたこと あの一言で

すべてを壊してしまったんだな


と思って涙がボロボロでてきた





いつの日からか

やりたくない仕事ができてしまってて

その仕事をきらいになってて

研修生の分際でそんなこと言ってしまって






そう。色々考えた。

で、そんな中で研修最後の日がやってきて

誰にも労をねぎらうことをしてもらえず

まあ、みんな私が旅行すぐ終わらせて帰って来るの知ってた

からなんだと思うけどさ。




けど、もう納得いかなっかたよねー。うん。

だって誰にも頑張ったね って言ってもらえなかったんだよ

いま思っても悲しい。

私はただ、Frankに”ありがとう”っていってもらいたいの。

これって我がまま??





で、今日は土曜日だったんだけど

朝から働いてみた。もう一回。


Juliaと野菜袋作ってその後ハウスでZinien(花)

の苗の植え替えの仕事



月曜日も働く。もう一回。

多分、何回働いても満足できないんだと思う。

だって、働くたびに新しい発見があって、新しいことを

習えて、みんなが話す新しいドイツ語が耳から入ってくるんだもん。



けど1年ここに住んで1年ここで働いたから

KatharinaはAKIがいなくて寂しかったーっていってくれたし

1年いたからこうやって好きなときに自由に仕事に顔出せるし

仕事の進み方が分かるし みんなの話すドイツ語もやっと理解できるし




1年いたから

1年かかって築きあげたものがある

目にはみえないけど




だからさ

日本帰ってドイツ語忘れちゃうのってほんとに

もったいないと思う



できれば

もう一回ドイツ来たいよ

旅行じゃなくてさ




でも今は

満足して帰れそうな気がするの





だって やっと分かった

野菜詰めの仕事も箱洗う仕事も

畑仕事じゃないけど

大事だってこと。




どの仕事も大事なんだよね。

箱洗う人がいるから野菜入れて出荷できるし。




私は人が嫌がる仕事も進んでやってきた。

自分で進んで寒い中冷たい水の中に手を突っ込んだし、

楽な方へ逃げたりしなっかった。と思う。




いつだって早くできる方法を考えながらやってたし

これは、4月から言われてることだけど


「もうちょっと 考えてからやれ!!」


Du musst einbisschen・・・

(君はもうちょっと・・・しなければならない)


って言われて私はいつも


denken

(考える)


って答えなきゃいけなかった



そう。何するにもまず、どうやったら上手くいくか考えて、

周り見て、gut idee 良いアイディアを見つけなきゃいけなかった



頭よくて要領よくないと有機農業なんかできない



みっちーも言ってたけど

土に冬が必要なように

人間にも冬が必要なんだって



冬に栄養を蓄えて

夏にたくさんの花を咲かせるために



私もそう思うよ。

冬も必要だったって。



こーーーんなに自然を意識して生きた1年なかった。



もっとシンプルに人間って生きれるんだって分かった



よくわかんないけど

すっごく今は、みんなと良いお別れができる気がするの。






この人嫌い、いなくなっちゃえばいいのに って

仕事もプライベートの時間も24時間ずっと一緒だった中に生きて

人を憎む自分の汚い心に出会うこともあったけど

その中で生きたし今は居てくれてありがとうって心から思える




1年でこんだけドイツ語頑張った自分には満足!

あとは、肝心の仕事だな。

もうちょっとみんなの側で仕事したい。

仕事した証を残して帰りたい。




みんなはまだ旅行してるよね。

一番労働時間が短かった私が満足できずに農場に残ってるって

あははーだね。Selber schuld




明日は日曜日。

晴れるといいな。




































































wa-----------



とりあえず帰ってきました 無事



びっくりぎょうてんの 雪がまだ残ってるんですけど


南ドイツ





夜中1時半に駅から一人で歩いてきちゃった

霧の中


おっかなー




PRAHAから29ユーロ

激安でした





パスポートもお金も盗まれなかったよー



引き続き みなさん 旅行楽しんで!!


あなたは今ギリシャ?ポーランド?ベルギー?フランス?イギリス?

それともイタリア?デンマーク?






あっアイスランドはなさそうです 笑笑




また更新します

6日 午前  最後の仕事を終わらせる

    

   午後  みっちーとEmmerichへ 

         ここにきてキクの農場訪問




7日 午前   キクの牛とかハリーとか(農場主)見学


   午後   語学学校に車でつれってってもらう

         時期研修生と対面

         ビール飲んで語って語学学校で就寝




8日 午前   報告会

         DBV(ドイツ農民連盟)主催


   午後   旅行開始

         Amelinghausenへ電車移動

         Pensionに泊まる




9日 午前  Amelinghausen BAUCK HOF で過ごす


   午後            〃




10日 午前 朝一でPrahaへ向かう 電車


    午後 Praha到着

        観光&雑貨屋さん巡り

        夜は3200円のホテルに泊まる



11日 午前 Praha滞在


    午後 15時のバスに乗ってNurnbergへ




お金あったらNurnberg滞在

なくなってたらVaihingenに戻ってくる




旅行終了




*ちなみに*


Amelinghausenはここ


http://eco.goo.ne.jp/life/eco/kenyaku/ecolife43.html



だいぶ前にネットで見つけてお気に入り登録してて

いつか行きたいな けど遠いしな

と思ってずっと行けてなかった所





そして旅行から帰ってきたら


ヨーグルト・ドイツパン・QUARK作りを習って


Nathalieと寿司パーティして


Bingenheim(固定種の種苗会社)見学行って


ABO(うちでやってる宅配)の配達の車についていって


HAKO(野菜卸してる会社)の配達の車にも乗せてもらって


Stuttgart大学の学食を学生の振りして食べに行って


Waldofschule(シュタイナー教育の学校)見学行って


Stuttgartに最後のお買い物に行って


あとは あとは・・・



荷物送る

部屋の片付け

ケーキ作る

AMELIと遊ぶ




最終旅行 4日で終わる私は かーなり目面しいと思う 笑


みんな2週間 ヨーロッパ飛び回るみたいだしね すげー


ヨーロッパ飛び出しちゃってる人もいるけど 笑


4日だけだけど びびってるよ わたしは 




考えてみると 一人で旅行一回もしてない ドイツで

いつも誰かがいてくれたからね



おだてつとかみっちーとか

夏季旅行は日本から友達来たし




明日切符買いに行こーっと


おっちょこちょいしないようにして

いってきます





























  

きのう yesterday gestern


DEUTSCHあぐりがーる



ひとりで芝生に寝ころんで


vaihingennの町で買ってきたユフカをたべながらおもった





ひとりはやっぱり さみしい


日本に 帰ろう






こうして また 青空の中をお散歩できるのは

とっても嬉しいけど



やっぱり

わたしは


ひとりだ






農場にいれば

みんないて

仲良く暮らしてるけど

家族みたいにね





けど


クリスマスには両親の元に帰るし


週末には 地元の友達に会いに行くし


家族が訪ねても来る






AKIはみんなを


愛してるし 愛されてるかもしれないけど


やっぱり ここは わたしが ずっと住むところじゃない


わたしを愛してくれる人は 日本にいる





だから 帰るんだ





だからって

みんなとの別れを疎かにしたくはないし




なにができるだろうか

残りの時間で








昨日の午後はMaulbronnに行ってきました


UNESCO 世界遺産



そして今日は 風がびゅんびゅん ゴーゴー


の中 凧揚げ




DEUTSCHあぐりがーる




DEUTSCHあぐりがーる




もう こうして農場で 平和に過ごす 日曜日も

あと 2回







料理も 野菜も 人間関係も



なにごとも 経験がものをいう!!!! と思う





りんごのフィリングのために焼いたスポンジは


クッキーみたいになっちゃって




時間をかけて


作ったラザニアは


いまいちだった





たまーに成功するけど



*おいしかったティラミス


DEUTSCHあぐりがーる




基本 失敗だらけ





お母さんの料理がおいしいのは


ずっと前から作ってるからで


やっぱ最初は失敗もあったんかな?





経験だよね なにごとも






来週の今頃は

時期研修生と語学学校のバーでビールを飲んでいるでしょう






・・・報告書 終わってない方 いますか?   笑