皆さんこんにちは!

今回の、SHE'Sについて語りたい 第2弾は「Letter」です!

第1弾を見てない方は、そちらから見てくれると嬉しいですえーん


それでは早速!


ストーリー展開としては、
男女が海辺を歩いているシーンの後に、彼女との待ち合わせ場所に向かう彼が映ります。


このMVは、彼氏目線で昔の記憶とその頃とは裏腹な現在の2人が交互に描かれています。 

テーマは公式にも挙がっている通り、
最高の1日と最後の1日“

恐らく、最高の1日は常夏(8月くらい?)、最後の1日は夏の終わり(9月くらい?)、と、時期が若干違うのではないかと考えられますが、服装や2人の見た目の雰囲気から、昔よりも見た目も中身も大人になった様子が見て取れます。


電車で向かっている途中も、待ち合わせ場所に着いて彼女を待つ間も、彼女とのLINEのやり取りを辿ったり彼女との写真を見返したり、彼氏は彼女のことを思い続けていることが分かります。


曲が始まってから、現代のシーンでは色味が少し暗く、彼氏もずっと浮かない顔をしているため、普通のデートが始まるという訳ではないな…というのは理解できます。


彼女が待ち合わせ場所にやって来て、2人が少し話してから歩き始める。これはサビが始まってからわかることなのですが、現代のシーンで彼に笑いかける彼女と昔のシーンで彼に向けている笑顔とではその顔の明るさが全く違うんです。
女優さんってすごいなって思いました。笑


そして、2人は“最高の1日“となったあの日の思い出を辿るように、同じルートを歩いていきます。

ここで注目して欲しいのは、
2人の距離

昔のシーンでは、仲良さそうに2人並んで同じ歩を進めるのに対し、現代のシーンでは彼氏が前を歩き、彼女がその後を追う、という一定の距離を保ったままそれ以上に近づくことがありません。
この、縮まることのない2人の距離がまたリアル。。
胸が締め付けられます。。

彼は、隣に並んでほしいとでも言いたげに何度も彼女の方を振り返る。ここは赤楚さんのアドリブなのか、台本にあった通りなのかは分かりませんが、、この描写からも2人の気持ちに差があるということは伝わってきます。



そして、ただただ楽しかったあの時のシーンが繰り返し流れていく。ところどころで現代の彼の顔が映し出されることで、「もうあの頃には戻れないのか…」と最後を惜しむ切なさが読み取れます。


現代のシーンで2人が最後に向かったのは、昔、“最高の1日“の締めくくりとしても訪れたあの海。そこでも彼は彼女との楽しかった日々を思い出しています。
満を持した彼女が彼に合鍵(それとはっきり分かるのは次の曲)を渡して去っていく。



この曲は彼氏目線で描かれた彼女への思いがメインとなっているため、MVを見ただけだと、ただ彼女に対して未練を持ち続けている彼氏という風にしか映らないかもしれません。

しかし、歌詞とも組み合わせて考えると、2人がどういう経路で別れを選んだのかが、少しずつ見えてきます。


この曲の歌詞をおおまかにまとめると、“2人で大切な時間を過ごしてきたことで、お互いの本当の姿、素顔がわかってきた。でも、近くにいたからこそ、あなたを守れるだけの力がないことにも気づいてしまった。今でもそれはずっと模索しているよ。
長くなりましたが、だいたいこんなことを言っています。


最初、2人が別れたきっかけは、単に彼女の彼に対する思いが薄れてしまっただけなのかな、と思っていました。
しかし、冒頭で彼が眺めている彼女とのLINEのトーク画面。細かく見ると、LINEで1時間40分の長電話。その後に彼女側から『ごめん、カギどうしよっか』と合鍵の話を持ち出しているんです。もし、彼女は彼に対して、今となってはなんの感情もない、ただ合鍵を返すためだけに会ったのだとしたら、あの橋で合鍵を彼に押し付けて帰ってくればいいじゃないか、という話なんです。

ということは、わざわざ2人が“最高の1日“を辿るように海に向かったのにも意味があるのだと思います。


私は、2人があの海に行ったのは、“確かめるため“だと思っています。


サビを聴くと全ての人に刺さりまくりな歌詞なのですが、人は、大切な人とお互いに近くにいるから容易く傷つけてしまうし、信じたいから疑ってしまう

2人は一緒にいることでお互いのことをたくさん知ることができたけれど、彼の目指す目標を後押しできるのは私じゃない、彼女の夢を本当に応援できるのは俺じゃない、という状況に至ったのではないでしょうか。


よく、“お互いの足りないところを補い合えるからこそ一緒にいる意味がある“といったようなことを耳にしますが、2人は、共に生きていく将来を見つめて真剣に付き合っていた。だからこそ、2人で一緒にいても補うことができない部分があるということに気づいてしまったのだと思います。




確かに、この曲は切ない“別れ“の曲です。
しかし、次の曲まで聴くと、この別れは決して無駄なものではなかった、2人で費やした時間は無意味なものではなく、むしろ2人の糧となり、励みになっている、ということが分かります。
この“別れ“が2人にとってどれだけ有意義なものであったかを感じて頂けると思います。


「Letter」については以上です!
ご愛読ありがとうございました!


次の、SHE'Sについて語りたい  ⅡⅠ では3部作のラストとなる曲、「Your Song」について語ります!
ぜひそちらも読んで頂けたら嬉しいです爆笑

それでは、また!👋