次に60代の女性が入ってきた。

息子さんに連れられ来られた。

見た目は綺麗な方でもいつも鞄を抱えて閉鎖病院の扉の前でおられた。

ある日、退院するからこれどうぞと昼ごはんの飲み物を渡され部屋を出られた。

しかし、退院は決まっていなかった。


誰かに電話をされており

「私は変な病院に入れられた。私はここで殺されるんだ。だから最後にさようなら言おうと思って」と電話されていた。

そんなつもりで息子さんも入れたわけじゃないんだと思うんだけどなぁと私は思いつつ。

しかし、私も話の内容はちがうけど以前この様な事をしていたのを思い出した。

きっと誰かに聞いて欲しくて助けて欲しいそんな気持ちなんだろうなぁ。

入院生活も慣れてきた頃入院の部屋でも会話が増え60代の方は落ち着きをみせ鞄を持つことは無くなっていた。



次は若い女の子が入ってきた。

この病院には慣れている感じだった。

看護婦さんにも親しげに話していた。

何度か入院したと話してくれた。

彼女は、拒食障害だった。

ご飯もゆっくりゆっくりと食べていた。

話してみると明るく 彼女を見ても拒食障害があるようには見えない 精神障害を抱えてるなんて見えない きっと私も。

そう言う部分が、支えてる家族などは難しい病なんだろうなぁと思った。