【1月24日 AFP】東京大学地震研究所は23日、首都圏でマグニチュード(M)7級の直下型地震が4年以内に70%の確率で起きる可能性があると発表した。

 読売新聞(Yomiuri Shimbun)の報道によると、地震研は前年3月の東日本大震災以降首都圏で活発化した地震活動のデータをもとに、確率を計算した。地震研によると、東日本大震災以降、首都圏ではM3~6の地震が1日あたり平均1.48回起きている。読売新聞によると、これは震災前の約5倍だという。

 日本政府はこれまで、首都圏でM7級以上の地震が起きる確率を30年以内に70%としてきた。今回の計算結果は、それを大幅に上回る確率となる。(c)AFP