難病ALS 遺伝子解明に成功

4月29日 5時11分

全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病のALS=筋萎縮性側索硬化症の原因となる遺伝子の解明に、広島大学などのグループが成功し、治療法の開発につながる成果として注目されています。

この研究成果は、広島大学原爆放射線医科学研究所の川上秀史教授などのグループが、アメリカの科学雑誌「ネイチャー」の電子版で29日に発表しました。ALS=筋萎縮性側索硬化症は、神経が異常を引き起こすことで全身の筋肉が徐々に動かなくなり死に至る難病で、根本的な治療法はまだ見つかっていません。川上教授らは、この病気の全体のおよそ10%を占める遺伝性のケースに注目し、家族に共通している遺伝子の異常がないか調べました。その結果、免疫の働きの調節や、がんの増殖などにかかわる「オプチニューリン」というタンパク質を作り出す遺伝子の特定の場所に、配列が入れ替わったり、一部が欠けたりするなど3種類の異常が起きていることを突き止めました。さらに、「オプチニューリン」の異常は、遺伝性ではない症例でも確認され、この異常が病気の原因になっている可能性があるということです。川上教授は「今回の成果はALSの治療薬の開発につながる可能性があり、今後さらに病気の発症メカニズムの解明を進めていきたい」と話しています。


参考資料:NHKニュース



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また一つ喜ばしいニュースを目にした。


難病ASL=筋委縮性側索硬化症の原因となる遺伝の解明により、免疫の働きの調節や、がんの増殖などにかかわる「オプチニューリン」というタンパク質が作りだす遺伝子の特定の場所に、配列が入れ替わったり、一部が欠けたりするなど3種類の異常が起きていることを突き止めた。


医学の研究は日々進歩している。


ダンナ様の『高次脳機能障がい』も、父の特定疾患である『胸椎黄色靭帯骨化症』も、これから一歩ずつ研究の成果が現れることを願っている。


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http://www.imasy.or.jp/~hsdl/mnd/als.html

こちらに詳しい説明がされていますので、宜しければご覧になって下さい。