私の足が血まみれに
なっても…
母は
ただ怒鳴りちらすだけ…
『お前が居たから…』と
何度も何度も言われて
辛かった…

私が父に似ているらしく
母は酔っ払って
私の顔を見ていると
父を思い出すのだった

二人の間に何が
あったのかは知らない
私が生まれてすぐに
離婚しているから…

ただ私が感じていたのは
母が父を憎んでいた…
きっと母は父の事を好きだった…
ような気がする

暴れて泣いて…
私を殴り…
疲れ果てて眠る母…

母が眠って
イビキが聞こえるまで
私は眠れなかった…
何が起こるか
わからなかったから

そんな私の支えは…
松山千春さんの
『大空と大地の中で』という唄だった…

『野に育つ花なら力の限り生きてやれ…』

泣きながら聴いてた
今も時々…聴いて
あの頃を思い出す

松山千春さんには
感謝している
唄に支えられたから…


つづく…


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