- 知っておきたいアメリカ文学/丹治 めぐみ
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私はアメリカ文学よりもフランス文学の方が読んでいそうだったんだけど
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フランス文学は50作品中たったの7作品(泣)で
アメリカ文学は50作品中17作品でした。
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読んでいたのは
『モルグ街の殺人』、『緋文字』、『白鯨』、『アンクル・トムの小屋』、『ハックルベリー・フィンの冒険』、『ねじの回転』、『シスター・キャリー』、『偉大なるギャツビー』、『武器よさらば』、『風と共に去りぬ』、『欲望の名という電車』
、『セールスマンの死』、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』、『老人と海』、『ロリータ』、『冷血』、『スタンド・バイ・ミー』でした。
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↑そして、こう並べてみると・・・・
好きな作品と嫌いな作品に2分できることに気がつきました。
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他国の文学作品だとそんな綺麗に2分ってことはないんだけど。
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特に好きなのは、『シスター・キャリー』と『風と共に去りぬ』です。
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アメリカという国自体が新しいんだから当たり前ですが、
本当に新しいんだな、と改めて感じました。
最近ギリシャの古典とか読んでいて、それって2000年は前だから
尚更なのか・・・・。
だって一番最初に載っているのがベンジャミン・フランクリンの『フランクリン自伝』でしょ。
100年経ったら古典文学だけど、アメリカの場合そう考えたら全然古典なんてなくなってしまう。
50作品中、1900年以降の作品が39作品なんだもんね。
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古いもの大好きな自分にとっては何となくちょっと寂しくもあるのだけれど
よくこの短い期間にアメリカ文学を、いや、文学に限らず確立したもんですね・・・・・。
もともと読みたいなと思っていたもので、やっぱり読むべき―?と思うのが
アリス・ウォーカーの『カラーパープル』。これはいつになるか分からないけど、絶対読みます。
映画とまた違うらしいですよね。
あとは
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あらすじが好み。
でも、フォークナーって絶対難しそう。
短編小説は学会用に読んだことがありますが、長編ってまだ読んだことなくて。
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アメリカ文学史の授業でさらっと取り上げられたことのあるこの作品。
読んでみたいなー。
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今回初めて知って読んでみたいなと思ったものは、
『喪服の似合うエレクトラ』。
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エレクトラ?ギリシャ神話の??
と思ったら、やっぱりそうでした。(むしろそれ以外の「エレクトラ」っているのかって思うけど)
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これはアイスキュロスのギリシャ悲劇3部作を下敷きにしたもので
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アガメムノン→エズラ
クリュタイムネストラ→クリスティーン
オレステス→オリン
エレクトラ→ラヴィニア
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に置き換えられています。
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ちょうど今ソフォクレスの『エレクトラ』は借りてきているところです。
アイスキュロスのオレステイアは読んだことないけど。
レイモンド・チャンドラーって、最近のヒトなんだと思っていたら
『長いお別れ』を発表したのって『ロリータ』よりも前の年なんですねー。
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ジョン・アップダイクの『走れウサギ』シリーズって最近こういう本でよく見かけるんだけど
面白いのかなぁ・・・・・?
『ガートルードとクローディアス』は読みましたが、そーんな面白いって感じでもなかったし。
シルヴィア・ブラスって詩人のイメージが凄く強いけども
小説も書いていたんですね。『ベル・ジャー』が載っていました。
写真見たら結構可愛い!
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先月発売になったようです。
読むつもりだけど、ドイツ文学って好きなのゲーテとシュリンクくらいなんだよね・・・・・・。