ご無沙汰していました、勝手に好きな作家を語ろう企画 第(たぶん)5段!
初のアメリカ人です。
アメリカ文学の文豪・・・・と言えば、やっぱり
ノーベル文学賞受賞作家でもある
アーネスト・ヘミングウェイ!
画像はこちら からお借りしました。
若いときのヘミングウェイ。おお。けっこう凛々しくって格好良いんですね。
1899~1961年なので、けっこう最近の方。
まぁ正直に申しますと、好きか、と尋ねられると「うーん、好き~?」という程度なのですけども・・・
ロスト・ジェネレーションならばフィッツジェラルドよりはヘミングウェイかなぁ。
氷山の理論は好感が持てます。
氷山って、実際に存在する部分よりもはるかに少ない、頭のほんの一部分しか姿が見えない。
文章もそれと同じように、実際はすこししか見えないけれど、隠れている部分がたくさんあって・・・・
とかいう理論・・・だったはず、です。だいたいこんなの。
ロスト・ジェネレーションも一応説明しておくと、1920~1930年代に活躍した、第1次世界大戦の影響を色濃く受けているアメリカ人作家を指します。
元はガートルード・スタインがヘミングウェイ世代を指して使った言葉だけれど、ヘミングウェイが『日はまた昇る』で用いて広まったんだそう。(院試用に暗記)
というわけで、ヘミングウェイも戦争ものがけっこうあります。
読んだことがあるもの
- 老人と海 (新潮文庫)/ヘミングウェイ
- ¥420
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- やはり、これが一番有名だと思います。
- 講義で映画見せてもらったりしました。
これと、カミュと、カフカあたりが「薄いから」という理由で読書感想文に人気だそうですね。
・・・・・・チャレンジャー。
シェイクスピアとかのほうがよっぽど書きやすいぞ。
老人がカジキと闘う、それだけの話なのだけれど
ものっすごい奥の深い作品です。
でも私はそんな好きってわけでは・・・・
- 誰がために鐘は鳴る〈上〉 (新潮文庫)/アーネスト ヘミングウェイ
- ¥780
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私のファースト・ヘミングウェイ。
なぜこれを選んだのか、謎です。
そしていつ読んだのかも謎。たぶん高校生・・・?
スペイン内戦を舞台とした、ラブストーリー。
映画版も有名ですが、観ていません。
正直なところ、大して面白くなくって読むのがしんどかった記憶が。
- 武器よさらば(上) (光文社古典新訳文庫 Aヘ 1-1)/アーネスト ヘミングウェイ
- ¥560
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新訳で読んだ『武器よさらば』。ヘミングウェイのタイトルのつけ方はすごくセンスがあって、リズム感があって、響きもよくっていいなーーと思うのですが、この原題A Farewell to Armsは特に好きです。
タイトルから想像していた内容とはまるっきり違うラブストーリー。
詳しくは上記レビューで書いております。
これが一番好きかな・・・・?
読むつもりのもの
- 日はまた昇る (新潮文庫)/アーネスト ヘミングウェイ
- ¥660
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かなり評判の良い、『日はまた昇る』。
邦題もいいですね。
今もっとも読みたいヘミングウェイはこれです。
今年中には読みたいところ。
- エデンの園 (集英社文庫)/アーネスト・ヘミングウェイ
- ¥980
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フィッツジェラルドの『夜はやさし』とけっこう似ているらしいですね、読んでないけれど。
けっこう性的・・・?なのかな??
まったく想像がつきません。
- キリマンジャロの雪 (角川文庫)/ヘミングウェイ
- ¥580
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表紙が好みではないのだけれど、どうも以前から気になっている作品です。
これ、長編だとずっと思っていたんですが・・・・・あれ?短編???
あ
ヘミングウェイって長編よりも、短編のほうがいいんだ!
と、研究者の方々はおっしゃいます。
切れ味がいいんだって。
- 移動祝祭日 (新潮文庫)/アーネスト ヘミングウェイ
- ¥620
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320ページと短めだし、すぐに読めそうですね。
読書メーターでお世話になっているPさんのお勧めで気になっています♪
これのほかにお勧めありましたら教えてください~♪
そんなに好きってわけでもないけれど、とりあえず彼の作品はおさえておきたい、と思わせる。
私にとってはディケンズと同じような位置です。