- 人生に二度読む本/城山 三郎
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どうやら著名なお二人らしい平岩氏と、城山氏の対談です。
人生に、二度読む本。
二度・・・・?
ほんとうに、二度だけ、でいいの??
と言いたくなるくらいの名作揃い。
夏目漱石 『こころ』
アーネスト・ヘミングウェイ 『老人と海』
太宰治 『人間失格』
フランツ・カフカ 『変身』
中島敦 『山月記・李陵』
ヘルマン・ヘッセ 『車輪の下』
大岡昇平 『野火』
ジェイムズ・ジョイス 『ダブリン市民』
ヴァージニア・ウルフ 『ダロウェイ夫人』
リチャード・バック 『かもめのジョナサン』
吉村昭 『間宮林蔵』
シャーウッド・アンダソン 『ワインズバーグ・オハイオ』
の計12冊です。
それぞれ詳しいあらすじつきなので、読んだことない人にでも楽しめます。
しかし、言うまでもなく読んでるほうが楽しめますが^^
私が読んだことがあるのは。。。
『老人と海』、『人間失格』、『変身』、『車輪の下』、『ダロウェイ夫人』
そして、読んだのかビミョウなところの『こころ』です。
読んだことはあるし、興味は持っているけれど・・・・
どれも「好きな作品」ではないかな?
もっとも最近読んだのは『ダロウェイ夫人』です。
私はもともと、プロットがしっかりしているものが好き。(みたい。)
意識の流れ――この手法は、本当に素晴らしいと思うし、しっかりと私自身認めて、評価しているつもりです。
凄いと思っている。
でも、合わない。
疲れるんだもんー・・・ひたすら、「これは意識の流れーーふつうに読んじゃダメ~~~・・・」と念じなければ読めなくって。
私、とても原書では読める自信がありません
でも、とても興味ある技法であって、これが出てくると頭の中のアンテナが反応しているんだよなー・・・。
そんな私に比べて、著者のお二人はすごい。
博識、とはこのこと。
本をどれくらい読んできたのか、って、喋らせたらすぐに分かるんでしょうね。
その作家の著書を何冊も読んだだけではなく、その作家の生涯などもしっかりと把握。
3,4作読んだくらいじゃ読んだ、とは言えないよねー・・・・しかも、翻訳だし。
上記のよう、日本の作品も紹介されています。
大岡昇平 『野火』
- 野火 (新潮文庫)/大岡 昇平
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が気になってたまりません。著者のお二人は戦争経験者だから・・・尚更、対談読んでいても胸が締め付けられるよう。
ウィリアム・ゴールディングの『蝿の王』とはまた全然異なりそうですね。
読むのは本当に辛そうだけど、読んでおくべき、読まなくてはならない作品だと思うので
いずれ読むつもりです。
- かもめのジョナサン (新潮文庫 ハ 9-1)/リチャード・バック
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こちらも、いい加減読みましょうか・・・・。
原書で読みたかったけど、何故か図書館で見つからず。
なんでだろう??
訳に特色があるようです。
- ダブリナーズ (新潮文庫)/ジェイムズ ジョイス
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私は『ダブリナーズ』ではなく『ダブリン市民』のほうがしっくりきますが^^
柳瀬氏の訳ならば安心だし・・・。
どうやら、すごく良さそうですね、気になってます。
ただ、ジョイスには凄くニガテ意識が。
初ジョイスが『フィネガンズ・ウェイク』だったのがいけなかったんです、わかってます。
なんだかまったくレビューになってませんが、この本は本当面白かったですよー!
数日で読もうと思っていたのに、あっという間に読み終わってしまいました
人生に二度読む本 (講談社文庫)/平岩 外四
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