二都物語 (上巻) (新潮文庫)/ディケンズ
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レビューしようか、凄く迷った作品です。

なんとなく・・・・読んでみたのだけれど、正直私はあんまり好きではなくってあせ

ディケンズは『オリバー・トゥイスト』『大いなる遺産』『クリスマス・キャロル』は読んだこと有ります。

もっとも有名で評価され、ディケンズ自身が愛したといわれる『ディヴィッド・コパーフィールド』は何故か未読。

だって、ながいんだもんー。

ディケンズならば『大いなる遺産』ですね。

私、何故だか『ブリジット・ジョーンズの日記』を読んで、ミス・ハヴィサムが比喩で出てきて読みました(笑)

いいんですよ、ブリジット!

あれ、ほんと侮れません。

実は風刺小説みたいになってたり、文学的要素もりだくさんだし。

ディケンズきらいじゃないけど・・・・そこまで好きってわけでもないかな?

でも、ヴィクトリア朝も好きだし、イギリス文学やるならば『荒涼館』とか『ピクウィック・ペイパーズ』とか、有名どこは押さえておきたい。。

『二都物語』の二都、とはパリとロンドンのこと。

フランス革命を舞台とした、歴史&恋愛小説です。

フランス貴族でありながら、家名を棄てたチャールズ・ダーニー

人生に絶望した放蕩弁護士シドニー・カートン

この二人は無実の罪で18年もの幽閉生活を送った老人の娘ルーシーへ思いを寄せますが・・・

パリに革命の火が燃え上がります。

これまで世界で2億冊を発行したらしいのですが・・・・これ、そんな有名かな??

文学専攻していないと『二都物語』って結構知らない気がします。(日本では)

だって私も大学2年くらいまで知らなかったもの・・・・

うーん・・・・良くも悪くも、ディケンズっぽくないですねーこれ。

やっぱり労働者階級書くの大好き!

風刺大好き!

ってイメージが強いんですが・・・・

なんか、ちがう。

うまく説明できないけどなーーーんかちがいます。

ラストは結構いいんですよ。

真実の愛とは、って感じで。

ああ、ディケンズって恋愛描くの苦手なのかな??

なんか腑におちないのです・・・・残念・・

映画のほうが良いのかもしれません。

映像化したほうが面白そうです。

訳は、超有名な中野好夫さんです。

『英文学夜ばなし』かなにかで読みましたが、彼が日本に無名のサマセット・モームを広めたといっても過言ではなさそうですね。

決して偉大なるディケンズが悪かったのではなくて、どうも私には合わなかったみたい。


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