- 二都物語 (上巻) (新潮文庫)/ディケンズ
- ¥540
- Amazon.co.jp
レビューしようか、凄く迷った作品です。
なんとなく・・・・読んでみたのだけれど、正直私はあんまり好きではなくって
・
ディケンズは『オリバー・トゥイスト』『大いなる遺産』『クリスマス・キャロル』は読んだこと有ります。
もっとも有名で評価され、ディケンズ自身が愛したといわれる『ディヴィッド・コパーフィールド』は何故か未読。
だって、ながいんだもんー。
・
ディケンズならば『大いなる遺産』ですね。
私、何故だか『ブリジット・ジョーンズの日記』を読んで、ミス・ハヴィサムが比喩で出てきて読みました(笑)
・
いいんですよ、ブリジット!
あれ、ほんと侮れません。
実は風刺小説みたいになってたり、文学的要素もりだくさんだし。
・
ディケンズきらいじゃないけど・・・・そこまで好きってわけでもないかな?
でも、ヴィクトリア朝も好きだし、イギリス文学やるならば『荒涼館』とか『ピクウィック・ペイパーズ』とか、有名どこは押さえておきたい。。
・
『二都物語』の二都、とはパリとロンドンのこと。
フランス革命を舞台とした、歴史&恋愛小説です。
・
フランス貴族でありながら、家名を棄てたチャールズ・ダーニー。
人生に絶望した放蕩弁護士シドニー・カートン。
この二人は無実の罪で18年もの幽閉生活を送った老人の娘ルーシーへ思いを寄せますが・・・
パリに革命の火が燃え上がります。
・
これまで世界で2億冊を発行したらしいのですが・・・・これ、そんな有名かな??
文学専攻していないと『二都物語』って結構知らない気がします。(日本では)
だって私も大学2年くらいまで知らなかったもの・・・・
・
うーん・・・・良くも悪くも、ディケンズっぽくないですねーこれ。
やっぱり労働者階級書くの大好き!
風刺大好き!
・
ってイメージが強いんですが・・・・
なんか、ちがう。
うまく説明できないけどなーーーんかちがいます。
・
ラストは結構いいんですよ。
真実の愛とは、って感じで。
ああ、ディケンズって恋愛描くの苦手なのかな??
・
なんか腑におちないのです・・・・残念・・
・
映画のほうが良いのかもしれません。
映像化したほうが面白そうです。
・
訳は、超有名な中野好夫さんです。
『英文学夜ばなし』かなにかで読みましたが、彼が日本に無名のサマセット・モームを広めたといっても過言ではなさそうですね。
・
決して偉大なるディケンズが悪かったのではなくて、どうも私には合わなかったみたい。
- 二都物語 (下巻) (新潮文庫)/ディケンズ
- ¥540
- Amazon.co.jp
- 二都物語 [DVD]/ダーク・ボガード,ドロシー・テューティン,セシル・パーカー
- ¥4,935
- Amazon.co.jp
- 嵐の三色旗 [DVD] FRT-105/ベイジル・ラスボーン/エドナ・メイ・オリヴァー/ロナルド・コールマン/レジナルド・オーウェン/...
- ¥500
- Amazon.co.jp
- 二都物語 [DVD]/ポール・シェリー,ナイジェル・ストック
- ¥6,090
- Amazon.co.jp