この間、講義でハリー・ポッターについて学びました。
何度も書いているけど、小学校高学年~中学校まではまっていたんです。
もちろん、全巻読んでますよ。
トータルで50回くらい読んでると思います、うん。
中学の頃ハリー・ポッターの”微笑み”についてそういや、読書感想文書いた記憶が・・・・・。
間違いなく”大衆文学”であろう、ハリー・ポッター。
もちろん、理解のある先生はいるけれど
「大学院で『ハリー・ポッター』を研究したい」とか言っても、
いい顔をされないのが現状ではないかなぁと・・・。
論文でちょろっと顔を覗かせている・・・・というのならば見たことあるんだけど
専門に研究している方って、どうなんだろう、いらっしゃるのかなぁ。
何人かの先生と話したのですが、
文学が「古典」となるのは100年が目安だそうです。
「100年後に残っているか」が一つの目安だと、私も思っています。
トールキンとかルイスかもまだまだ100年は経ってはいません。
「この2つは古典として残っているけど、ハリー・ポッターは・・・・」
という意見をよく目にしたけど
ううん、この2つもまだまだ分からないと思う。
因みに『ロード・オブ・ザ・リング』の良さはさっぱり分からないし、
『ライラの冒険』とかああいう類の映画は観ようという気が起こらないのです・・・
(単なる、好みの問題です、お好きな方すみません。ファンタジーでもあそこまでアクション?多いのニガテ。基本的に冒険モノ好きじゃないので)
大衆受けする本なんて!
という意見も分かるんだけど、私は大衆文学だからってダメ、というようには思ってません。
売れてなんぼ!!の世界だしねー。
ただ、あまりにも売れている本、ベストセラーには見向きもしないタイプなので
矛盾がありますね。
マスコミが騒ぎすぎるとしらー・・・・としちゃう、天邪鬼人間です。(村上春樹を毛嫌いしていた理由もコレです。ごめんなさい)
前置きが長くなりましたが、ハリー・ポッターについて。
著者のJ・K・ローリングはとにかく古典文学に影響を受けていたらしく
「博識」としか言いようがありません。
特に、まず間違いないと思いますがギリシャ神話は相当勉強したと思われます。
ホメロスも読んでいたみたいですね。
今までまったく気が付かなかったんですが、マルフォイのお母さんの名前はナルシッサ。
これ、ギリシャ神話のナルキッソスから来てるんだそうです。
気付かなかった!
私が夢中になって読んだ頃はそんな知識を生憎持ち合わせていなかったけど、
今読んだらすっごく興味深そう・・・。
シンボリズムも絶対!勉強しているはずなの。
だって、スリザリンって緑でヘビでしょ?すっごい気になります。
アナグマってなんのシンボルなんだろう・・・・ちょっと調べてみようかな。
うーん、ハリーポッターで論文書いてみたら面白そうなんだけどなー・・・。
ハリーたちが魔法界へ旅立つ、キングズ・クロス駅。
J・K・ローリングは知っていたのか分からないけど、
ここの8番線の下に古代ケルトのボアディケア女王の墓がある、という伝説があります。
私コレ、全然知りませんでした!!
イギリスって、いろんな伝説があって面白いなーー。
伝説の地から、その真上ではないにしてもそのすぐ近くから
特急に乗り込んで魔法界へ・・・・・って、凄い地を選びましたよね。
※本は読んではいるんですが、なんかこう、「書こう!」と思えるものがなく・・・・・レビューできてなくってすみません。