仲間がいるから | 生きがい見つけた 認知症専門病院で働く作業療法士のブログ

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認知症になっても 自分の得意を活かして暮らせる世の中は
もっと生きやすいはず♡
そんな世の中が見たいなあ (≧▽≦)

そんなことを想う 認知症専門病院で働く 作業療法士が
書いているブログです

私の勤める 

認知症専門病院に 

入院してこられた患者様は 

 

 

なぜ「良くなっていく」ことが

多いのか?

このフレーズ 何回目でしょう? 

 

 

私が考える 

良くなる1番の理由は

「仲間」がいるからです びっくり

 

 

 

 

もちろん

患者様の良くなる理由は 

1つではないはず

 

 

いくつもの要因が 

じわじわとしみ込み 

効いてくるんだと思います

 

 

 

 

でも

入院する前の

家でも施設でも 

薬は出されていますし

そもそも その診断は誤っていないのか

適切な薬が 適切な量 

投与されているのかは別として

 

 

 

 

入院する前の

家でも施設でも 

介護する人は

そのときできる精一杯で 

関わってきています

当院の職員もさまざまで 

いい関わりばかりではありません

かくいう私も 含めてです

 

 

 

では 入院する前と 

違うことは何なのか?

 

 

 

 

 

それは 

孤独を感じずにすむ 

仲間がいる 

かどうか

なんじゃないかなと

私は思うんです

 

 

 

 

 

 

 

認知症専門病院に 

入院してこられる方は

せん妄やBPSDが なかなか激しく

介護が困難になって 仕方なく・・・

という方がほとんどです

 

 

 

 

そんな患者様は 

入院する前の住まいで

1番の 

「困った人」だったかも

 

 

 

 

でも 当院では 

似たような混乱状態の方

その混乱状態を脱してきた

先輩も大勢いらっしゃいます

 

 

 

 

そのような病棟の中で 

患者様は

BPSDが激しかろうが 

穏やかであろうが それは

 

 

今そういう状態

にあるだけ

フツーの 認知症のある患者様

でしかない のです

 

 

表現をご不快に思われた方 申し訳ありません

患者様お一人お一人を 尊重していても

特別扱いはしていない 

という意味だと捉えていただければ・・・

  う~ん これもなんか違う えーん

 

 

 

 

前回 ご紹介した 

「プチ認知症体験?」 で

 

 

私は 突然 

『今』 が確かでなくなり 

 

そのことに

ものすごく恐怖を覚えた 

といったことを書きましたが

 

 

 

 

この感覚が 常時ある 

(かもしれない としたら)

患者様はさぞや 

心細いんじゃないか 

と思うんです

 

 

 

 

こんな時 受け止めてくれる

フツーに接してくれる人

がいたら

 

 

私なら救われる気がするラブラブ

不安はあっても 

ちょっと落ち着けます

 

 

まとまらないまま 今日はこの辺で

 

 

本日も最後までお読みいただき 

ありがとうございましたラブラブ