アフリカのことわざで、

 

「早く行きたいなら一人で行け、遠くへ行きたいならみんなで行け」

 

ということわざがありますが、

私は一人で仕事をすることも、みんなで仕事をすることもどちらも必要なことだと思います。

 

大事なことは自分がどちらのタイプなのか、ということ。

「大人になって仕事をするうえで、モチベーションがうんぬんとは言ってられないよ」

と言われることはあるかもしれませんが、

皆様、心を持った人である以上、調子が良い時も悪い時もあります。それが人間らしさだと思います。

それをどうコントロールするのかを考えるときに、

「何をやるかタイプ」「誰とやるかタイプ」かが大切だということを今回はお話していきます。

 

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私はもっぱら「誰とやるかタイプ」です。

仕事がうまくいかないときや、なんとなくモヤモヤするときに

今の会社に入社したころからお世話になっている本部長と話をするようにしています。

 

「僕は今、こういうところで悩んでいます。」

「こういうことをうちの会社でできませんかね?」

「これやってみたら面白いと思うんです。」

 

自分の考えを特にまとめることなく話します。

話すことで次に自分が何をすべきか、ぼんやりと見えてくるころに本部長は一言。

 

「明日からまた頑張れそうかい?」

 

と言ってくださいます。

仕事の内容が変われど、この人と仕事をしたいと思わせてくれる上司には感謝です。

 

この方がいるからこそ、今の会社に長く勤められています。

 

だからこそ私は「誰とやるかタイプ」になります。

会社を選ぶときにも「面接官との相性」で決める傾向が強かったですね。

 

 

「何をやるかタイプ」の方は

自分で自分を高める方法をしっかりと知っている方にお勧めです。

「一人でできることはタカが知れている」ということもありますが、

今は情報化社会ですから「知識が武器」になる時代でもあります。

 

ただ、私の周りの方でも一人で成功しようというよりは

誰かに協力を仰いで、成功して報酬を半分という方が成功しています。

一定の距離までは一人でも良いかもしれませんが、

さらに高みを目指す場合には、誰かと協力するのが必勝法なのかもしれません。

 

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自己分析の結果、

自分がどちらのタイプなのかを把握しておくことは大切です。

ただし、年齢やタイミングでタイプは変わると思いますし、

変わったとしても悪いことではありません。

 

一番大切なのは自分ですから、

自分をしっかりと理解して、心と身体を良い状態で保っていきましょう。