「認知症の方ってどれだけの我慢をしてきたんだろうね」
同じ事務所のケアマネさんとお話していて
認知症の方の傾向(あくまでうちの事務所の見解です)
学校の先生 政治家 など 地位があって
感情とは別のところで発言しなくちゃいけない
職業の方に 認知症が多いような気がします。
お仕事されていた時とのギャップがすごいから
そう感じるのかもしれませんし、
病院に相談しに行きにくいっていうのもあるかもしれません
気が付いたら結構な進み具合だったということが多い気がします。
その話を聞いていた事務所の事務員さんが
「じゃあ 私今からでも言いたいこと言っとかないと!」
と張り切っていましたが、言いたいことを我慢するのと
ホントの感情を抑えるのは少し違うんですけどね
あ、わたくし 認知症になるのが悪いといっているわけでは
ございません。
認知症は究極の解放だと思っています。
お家で介護されている方はとても大変で
ご苦労が多いということも重々承知です。
そんな方々の負担を減らしていくのも
ケアマネージャーの仕事の一つです。
忘れる 心の感情のままに動く
ということは今までできていなかったことを
まとめてやっているように思えて仕方ないのです。
たくさんあるアメブロの中から ここに辿り着いて頂いたご縁に感謝いたします。
ありがとうございます
音ちゃん です
認知症は最終的には食べることを忘れたり
脳の萎縮が原因でなくなることもあります。
が
早めに対応すればすごく困ることは少ない病気です。
認知症だけならね。
そこに様々な他の要因が合わさることで
重症化していきます。
治ることのない病気ですが
昔に比べてお薬も増え 適切に使えば
効果も出てきます。
症状が改善します。
わたくしが介護業界で働き始めた当時は
大正生まれの方も多くて 圧倒的に
おばあちゃんが多い時代でした。
そんなおばあちゃんたちと
お話しする中で気付いたことがいくつかあって
認知症になっているおばあちゃんは
だいたい皆
「夫の名前を忘れている」
わたくしは親が共働きでしたので
おばあちゃんに育ててもらいました。
なのでお年寄りと過ごすことに抵抗はなかったのですが
施設でお年寄りとの話題が見つからない。
何を話した来いのか分からない状態でした。
当時の上司からは
「天気の話をして生まれた土地の話を聞けばいい」
と教えてもらいました。
なんと見事にそれで会話が成り立ちます。
今日の天気は・・・から始まって
ちょっとほぐれてきたところで生まれの話をする
兄弟はいたのか?という話をすると
親の話になり 自分の結婚の話になり
夫の話になると急に会話が冷えます(笑)
ごくまれに夫大好きなおばあちゃんもいましたが
だいたいは口数が減りますwww
名前を聞くと 先に聞いた兄弟の名前を言ったり
お父さんの名前を言ったり 全く思い出せない様子で
最初は なぜなんだろう?
と思っていましたが
結婚の話を詳しく聞いていくうちに納得しました。
大正生まれの女性たちは
親の勧める人と結婚して
結婚式の当日に初めて顔を見た
という方が少なくありません。
ある日自宅におじさんがやってきて
○○さんちの家で嫁を探しているから
お宅の娘さんどうかね?と言われ
3か月後には全く知らない土地で生活している
なんてことがざらにあったらしいのです。
なんの情報も伝えられず
初めて顔を見たその日が
初夜!
いやーー無理です わたくし。
夫に対して「なんだこいつ!」って思っても
クソ嫌味な姑がいても鬼よりえぐい小姑がいても
嫌と言えず 実家に帰れず 耐えるしかない
そんな結婚生活を続けてきたら
そら 旦那さんの名前も忘れたくなるわい!
それでも子供を育て 家事をして 畑や
家業の手伝いをして親の面倒も見て
夫を見取り、やっと自由に暮らせるようになった
おばあちゃんたちが溜めてきた感情を爆発させるより
忘れるという手段を選んだ。
と わたくしは思うのです。
今のおばあちゃんたち(昭和生まれ)は夫の名前を
覚えている人が多いです。
良い思い出が多いのでしょうね
良き時代になったと言っていいのでしょうね
わたくしも良き時代に生まれてきました。
わたくしが認知症になったらどうだろう?(笑)
なにか忘れたいことがあるかしら?
あ、すでにいろいろ忘れている気がwww
1人で抱え込まないで
一緒に出口を見つけましょう
あなたの望む未来は
あなたの意識でいくらでも
変えることができるのですよ
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