何歳になっても
お互いの存在が必要って素敵ですよね
1日1回は顔を合わせてる
これといった話題がなくても
なんとなく話してる
夫婦 パートナー 親子 兄弟
ペット 赤の他人でも
そこにいることが確認できるだけで
なんだかホッとする
あなたは 今 誰を思い浮かべましたか?
音秘 おとぴ です
「なんで 3軒隣のばーさんはここに来てもよくて
わしは玄関で追い帰されるんじゃーーーー!」
「〇〇さんはデイサービスに来てるんですよ」
「ほじゃから、なんでデイサービスに来るのは良くて
見舞いに来たら追い帰されるんじゃー!」
とある施設の玄関先でのやりとりです。
コロナの感染予防対策で入所している奥さんと
面会できなくなったおじいちゃん
コロナが流行る前は 毎日定時にやってきて
奥さんの部屋で2時間ほど過ごし帰っていました。
コロナ感染予防対策が始まったころ
「わしは病気ではない!」と
マスク着用・検温・消毒拒否
面会制限で奥さんの部屋に入れなくなると
上のセリフを叫んで抵抗してみたけれど
当然奥さんの部屋には入れない
そしたら
毎日毎日定時に来ては1階の奥さんの部屋の窓越しに
会いに来て 話したり 差し入れを持ってきたりしてました。
(差し入れは奥さんの希望で以前に施設が許可してた)
時には奥さんに指示して玄関に出てこさせて
車に乗せるっていう 強行突破もやっちゃって
すっかり職員さんにマークされていたんですね
ある日 いつものように 奥さんの部屋の窓に近づくと
大きな透明ビニールシートで窓が覆われていました
これを見た おじいちゃんは激怒します。
「なんでこんなことまでするんだ!」
「わしをばい菌扱いするのか!」
「こんな施設には置いていけない
今すぐ ばーさんを家に連れて帰る!」
慌てて職員さんがおじいちゃんをなだめて
なんとかその日は1人で家に帰っていきました。
職員さんは前日にビニールシートの設置の話は
してあったと言います。
でも 怒っちゃったのは
おじいちゃんにちょっと物忘れがあるから?
おじいちゃんの怒りっぽい性格?
それもあるでしょうけれど
職員さんから おじいちゃんが納得するような
説明がされていなかったのだと思います。
おじいちゃんと辛さを共有できなかったからでしょうね。
職員さんに話を聞くと
「おじいさんは耳が遠いから」とか
「明日になると気が変わる」とか
「突っかかってくる性格だから」とか
挙句に
「とにかくケアマネさんが説明してくれたらいいのよ」
とのたまう
(この施設のケアマネじゃないんですけどね)
今 クラスターなんてとんでもない
絶対 防がなきゃ!
施設の職員さんの気持ちもわかるよ
何度も何度も同じ説明をしなくちゃいけない
ほんと根気が必要
何度も言わせるな!って怒鳴りたくなるよね
まぁ家族なら言っちゃうかな
しかしだ
職員なら 相手の状況に合わせた説明をする
努力が必要 しかも 根気よく できる限り書類に残せ
相手が怒りっぽいってわかってるなら
それなりの対処していかないと
トラブル減らないじゃん
今まで なぁなぁでやってきて
突然締め出すようなことして
トラブル起きたらおじいちゃんとケアマネのせいに
にするなんて
こんなとこ諸事情がなければ
違う施設に替えてあげたいわ。
「辛いけどコロナで今は病院も施設も面会できないよ」
「デイサービスしか来られない人と
車に乗ってどこでも行ける人と違うってわかってるよね」
っておじいちゃんにいうと辛そうに
「わかってる」って言ってくれた。
おじいちゃんは ただ 奥さんに会いたかっただけなのよ
ただ拒否をするのではなく
おじいちゃんに責任を負わせるのではなく
おじいちゃんの寂しさとか 悲しさを
もう少しわかって欲しかった
こういう気持ちなんだよって言っても
わかってくれる職員さんって
あんまりいないんだ
今 コロナ禍で会いたい人に会えなくて
辛い思いしてる人がどれだけいるんだろうか
わたくしだって
会いたい人たちに会えずにいる
つらいね さみしいね
いつになったら前みたいに
楽しくしゃべったり 飲んで食べて
気にせず会えるようになるんだろうか
もう 前のような生活には戻らないんじゃないだろうか
新しい生活様式って何なのよ
考えてたら 不安ばかりが押し寄せるけど
これが 時代の変わり目ってやつなのかな
なんかすごい時代に生きてるな
生きてるだけでスゲーじゃん
って考えてみたら どうだろう
目に見えないものと戦っているんだもの
恐る恐る立ち向かえばいい
ときには後退したっていい
とわたくしは思います。
それでも わたくしたちは進んでいるのです
新しい未来に
もしも 進めてないよーって思っていても
大丈夫
ちゃんと 進んでいます
それも 良い方向に
大丈夫
きっと また普通に会えるようになるから
1人で抱え込まないで
一緒に出口を見つけましょう
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