またまた、踊りから離れます。
先日実家に行くと、母やら「ウマチーに行ってないから、ウマチー行ってこう。」と言われて、
〇〇一族のムートゥーヤー(本家)へ行ってきました。
沖縄は、一族の繋がりが強く(一部ですが)一軒屋サイズの大きなお墓もち一族はその墓に一緒入る事ができます。
ムートゥヤーの仏壇も、それは大きな仏壇で一族が頻繁に拝み来るのです。管理だけでも大変だと思うのです。
そのムートゥヤーの玄関に立ち、呼び鈴を数回押しても誰も出てきません。
でも、気配は有るのです。
どうしょう〜
何度か鳴らしばらくすると、ゆっくり奥からオバァちゃんが出てきて、母を見て「あぃ!」と驚いた様でした。
私は、以前墓参りの時に軽く挨拶しただけだったので、母から遅れて(改めて自己紹介と)挨拶したのでした。
玄関先では、軽くユンタク(会話)が始まり「さぁ、中に入ってお茶でも飲んで...」と二人のやり取りが続いていたのですが、
私は、一瞬「もっと早く来るべきだった。」と思ったのでした。
ムートゥヤーへは、幼いころに行ったことがあるのに忘れたのか、全く行ってなかったのかわかりませんが、不思議な感覚を覚えたのです。
独身だった頃、"帰省すると熱発し、東京に戻る日に治る“を数年繰り返してました。
あの頃は、毎回何だったんだ!と思ってましたが、ウガンブスクー(拝み不足)だったみたいで、怒られたのかもしれません。
若い時にするべき事をしてないという事かも...これだったのかぁ〜?
母とムートゥヤーのオバアちゃんと楽しそうに話している間「そのうち再度手を合わせに来なければ」と思ったのでした。