昨今の物価高や光熱費などランニングコストが以前よりも増し、現状を維持することが大変厳しい状況となってきました。

現在の販売価格に設定した20234月から約1年経ちましたが、政治による経済の回復が一向に見られず先の見通しも全く立たない状況に重ね、10年前の2倍以上のコストに対して全く進化しない物の価値観と販売価格の設定のズレにより需要と供給が噛み合わなくなってきてしまいました。


大変心苦しいのですが、今後の需要と供給のバランスを加味した上で、赤まろラーメンを辞める可能性があることをお伝えいたします。


スーパーなどに行くと滅多に見かけませんが高品質の物、即ちA品は高価格の値札が貼られていますが、それらが夕方に相当数売れ残っている現状を多々見るようになりました。それにより販売側も値段ありきのB品でもC品でもない品を置くようになってきたなと感じています。A品とは料亭等が使用する品です。


ついに高品質の物が売れない時代が来てしまったのかと感じています。


規模の大きな母体を持つ企業においてはそれらを販売価格に転嫁する値引き等の工夫で持ち直すまでの期間を繋ぐことが可能ですが、当店においては残念ながら需要が見込めない場合には供給することが不可能となってしまいます。

現在の政治の流れからする現場レベルでの経済では致し方のないことだと理解しなければならないと思っております。


提供から15年目の現在でも、

時代が赤まろを追い越すことはまだまだ先なのかな。と感じています。


店主