2007年大原写生会
セツの毎年恒例の、千葉は大原の漁港へ写生会に行ってきました。
セツの在校生はもちろん、OBでも参加できるという、間口の広い写生会です。


午前中の大雨も、午後にはウソのようにスッキリと止んで青空に。


久しぶりに外で絵を描いたような気がします。
やっぱり天井が限りなく高いところで、ボンヤリと絵を描くというのは気分がよいです。



写真で、私の手のあたりの黒い部分は、マツキヨで買った日焼け防止アームカバー
よくおばちゃんドライバーが運転しながら腕につけてるので、観たことある人も多いかと思います。


これがもう、非情に役に立ってくれました。
日光の下にいても、腕や手がジリジリしないのです!!
しかも、結局長そでになるんだからムレるかと思ったけど、意外に暑くない。


5本指靴下を初めて穿いたときと同じ感動
日常でも使いたくなるような使い心地だったので、もう一着買おうかな、とか。

しかし、機能美を追うのって便利で良いけど、こうやって女は、おばちゃんになってゆくのかしら・・・とか思ってみたり。


いや、もちろん腕に日焼け止めは塗ってますよ?
SPF50+でPA+++レベルの日焼け止めを、ひと夏で10本は買いますから。
でもやっぱ、塗ってしまったあとは目に見えない日焼け止めクリームだけじゃ不安。

しかし洗濯物は外に干したいし、お布団干したいし、花壇のお花には水をあげなきゃイケナイし、近所では颯爽とチャリで移動したいので。
更にアームカバーなわけですよ。
そのくらい日焼けしたくないんですよ。


なのでアームカバーは、今年の夏の私のマストアイテム決定。
できればもっとお洒落なヤツが出来て欲しいなー。


吉原炎上
『吉原炎上』を観ました。



1987年製

監督:五社秀雄

出演:名取裕子・かたせ梨乃・根津甚八・小林稔侍



ハイ!文句なしです!
すげーーーー面白かった!!

ウワサに違わぬ、名作でした!


見よう見ようと思いながら、なかなか見られずにいたけど、やっと見られた。

いや~見られて良かった。


友人が「女優に惚れる映画だよ」と評してたけど、まさにと思う。

花魁たちの悲惨さ・哀れさ・愚かさ、悲しいほどの弱さと強さを、各役者それぞれがスバラシイ存在感で演じ分け、ピッタリとソコにいる感じがした。


いやしかし、かたせ梨乃はつくづく良い女優だなぁ。
再確認しちゃったよ。

彼女扮するお菊ちゃん、あんたの気持ちはヨーーーーわかるぜ!!
良い子なんだよ。ただ良い子過ぎるんだよな!

おっちゃんはな、キミみたいな娘が好きだぞ!!(誰だ


人柄が良いから人は寄ってくるけど、損ばかりする。
でもそれを悲観せず、「ま、しょうがないか!」ってアッケラカンと笑い飛ばす瞬間があるお菊ちゃんに、寄ってくる人間はどれだけ救われるか・・・。


幸せになるのは、なかなか難しい。

多分普遍的に、性格が良い・人柄が良いだけじゃ、決して幸せになれない。


あと、有名な「噛んでぇ!ここ噛んでぇ~~!!」には、ほんと鳥肌たった。

対して、名取裕子が「あんた、どんな目に遭ってきたの・・・っ」って泣くシーンに、思わずグっときた。



全体的に、切ないお話でした。


カタクリ家の幸福
『カタクリ家の幸福』を観ました。



2001年製

監督:三池崇史

出演:沢田健二・松坂慶子・西田尚美・武田真治・忌野清志郎・丹波哲郎・他



三池崇史監督作品2作目。
しかし・・・。

なんでミュージカル調にしたんだろう?

いや、ソレはソレで、通っぽい感じの仕上がりでキライじゃないけども。

ストーリーやキャラクター達はちゃんと面白いのに、ミュージカルになるたびに冷静になっちゃって、イマイチ感情移入が出来なかった。
そこが残念。

清志郎とジュリーの歌声がカナリそそる。
そして、ジュリーってもしかして歌が下手?と思ってみた。


カレーと酒
今日は、平日に暇をもてあます友人から、「カレーもあるでよ」と 誘惑 誘われて、酒を持って遊びに行ってきました。


映画見たり、TVみて文句言ったり、カレー食ったり、アイス食ったり、持参した焼酎をダラダラと飲んだり、昼寝したり(←人んち行ってまでやることではない)してきました。

天気も良かったし、部屋を吹き抜けていく風も爽やかで心地よく、字幕を観ないと何が起こっているかさっぱりな洋画の音声を、酩酊の状態で横になったまま聞いていたら、思わずウトウトと・・・。

私は、よほど具合が悪くない限り、同室に自分以外の人間がいるだけで、どんなに寝不足でも眠りが浅くなってしまう人間なので、酒の力もあったとは思いますが、人んち行って昼寝(しかも結構深い眠りで)が出来たことがなかなか新鮮でした。


写真は、友人特製のビーフカレーと、私が持参してきた酒。

辛かったですが、骨付き肉とか入ってて美味かったです。

とりわけ爆笑するようなことも無かったし、

夢中になってやったことも無かったけど、

なんだか妙に穏やかで、居心地が良く、

気持ちの良い1日でした。


鉄男
『鉄男』を観ました。



1989年製

監督:塚本晋也

出演:田口トモロヲ



全編、「どーだ!こういう風に映像にしたら、シュールで格好いい感じだろ!?」っていう青臭い主張が、やたら鼻につく作品でした。

ま、前衛的な映像を撮りたがる若い作家の、選民意識の高いインディーズ系映画ならでは、って感じで。


ソコがおかしくて、別に笑いどころなんて無かったんだけど、ヘラヘラ笑いながら観てしまいました。


いっしょに観た友人曰く、「昔のデビット・クローネンバーグ を意識してるのが分かりやすすぎ」だそうです。


私は、クローネンバーグ作品といったら、小学生時代にみた「THE FLY」くらいなのだけど、へーー・・・モトモトはこういう作品を撮る人だったのか・・・。


一部の映画好きの人たちからは、伝説的に支持されている有名な映画ではありますが、私は1回観られれば十分だなと思いました。


ソナチネ
『ソナチネ』を観ました。



1993年製

監督:北野武

出演:北野武



深い見方をすれば、北野監督の表現力を語らなきゃいけない感じなので、それはもう、他の人がいっぱいやってるだろうから、あえて書かないとして。


なんていうか、コレは一応ジャンルとしては、ヤクザが出てくるバイオレンス映画になるのかもしれないけど、ほのぼのとしてのどかで微笑ましい映像がつづいてて、思わず優しく微笑みながら観てしまいました。


緊張することがない上に、満たされた状況では、人は幼稚化するのかもしれません。

それは、いつ崩れて終わってしまってもおかしくない不安定さが常につきまとっているけれど、その最期の瞬間まではとりあえず、とても穏やかで、優しく、美しい。


友人宅で、友人に勧められるまま観た北野監督作品だったけど、観て良かったなー、と思いました。


ゼブラーマン
『ゼブラーマン』を観ました。



2004年製

監督:三池崇史

脚本:宮藤官九郎

出演:哀川翔



あっはっはっは!

いいねいいね!
かっこいいぜ!

なんて人間味溢れたヒーローなんだ(笑)


哀川翔のイメージがすごく良くなった。

ああいう外見はちょっと「昔ワルでした」みたいなのに、なぜか声とか小さくて、実は気が弱い人って、普通に社会に良く見かけるよね。

そういう人が、ああいう努力をしてたら、ホントに微笑ましいと思う。



随所にぼやき系の細かいギャグがチラホラしてて、宮藤官九郎お得意の脚本が光ってるなとも思った。

全体は、思わず白けるほどクサい世界観なのだけど、この脚本がうまく中和してると思う。

初めての三池監督作品だったのだけど、他のもチェックしてみようと思った。


パッチギ!
『パッチギ!』を観ました。



2001年製

監督:井筒和幸

主演:塩谷瞬・高岡蒼佑・沢尻エリカ・楊原京子・尾上寛之・真木よう子・他




想像以上に、爽やかで切ない青春映画でした。
泣いちゃいました。思わず。

民族が関係する人間関係は複雑で、なんにも言えません。
背後に支えるモノが、人生ではなく、国だったりするから。

それでも、そんなこと関係なく仲良くできるのが一番イイと思うのは、ワタシの頭が平和ボケしているからかなぁ・・・?


井筒監督の作品を見るのは、『ゲロッパ!』に続いて2作目なのですが、ナルホド、コッチの世界の作り方が本領なんだろうな、と思いました。

なんていうか、無理が無い感じがしたので。


刑務所の中
「刑務所の中」を観た。



2002年製

監督:崔洋一

出演:山崎努・香川照之・田口トモロヲ・松重豊・村松利史・

出演:伊藤洋三郎・斎藤歩・大杉漣・窪塚洋介・椎名桔平




原作者の花輪和一の、同名漫画を映画化。


いい。すごく・・・いい・・・(*´Д`*)

個人的には、クリティカルヒットな映画でした。



もうね、なにこの癒し系映画って感じ(笑)

全編通して、ニヤニヤしながら観ちゃいました。
どこがどう良いって説明できないけど、 人に勧めたくなる映画です。


コレみたら、刑務所入るのもそんなに悪いことじゃ無さそうに見えてしまうのは、主人公でもある花輪和一という、まったりしたマイペース人間のフィルターを通した世界だからだと思います。


でも、なんとなーく、楽しそうなんだよなぁ。(笑)


麻雀放浪記
「麻雀放浪記」を観ました。



1984年製

監督:和田誠

出演:真田広之・加賀丈史・高品格・大竹しのぶ・加藤健一・加賀まりこ・他



すごい面白かった!
さすが名作と名高い映画なだけある!と思った。
麻雀に明るくなくても、十分観られる。
この映画で面白いのは、そのキャラクター達のやり取りなので。

キャラクター達の人間関係も良いし、個性も魅力的だし、だまし騙されの駆け引きも面白いし、セリフも名言が多くて格好いいし、スバラシイ。

冷静に観ると、ものすごく観たことある俳優ばっかり出てたからビックリした。


加賀丈史扮する「ドサ健」の顔の良さ&ダメ男っぷりが、いっそ痛快です。

すごいダメ男なんだけど、博打打ちとしての徹底した美学が、むしろ格好いい。


女視点でみたら

「なにコイツ!超サイテーー!!

 まゆみ、悪いこと言わないからそんな男捨てな!!」

ってなるけど、映画の中のドサ健の女・まゆみ(大竹しのぶ)は、どこまでもついていく。
あれは、あそこまでやってついてくる女、「男の夢」だろうなーと思った。


そして女衒の達役の加藤健一がもう超ツボ!!
ニヒルで、シブくて、男っぽいんだか女っぽいんだかわかんない存在感で、絶妙・・・!!

少年漫画のような、個性的でかっこいいキャラクターが山盛りでした♪