6月14日にE235系1000番台がE131系と連結訓練を行ったことが幕張車両センターで確認されました。

 E235系1000番台とE131系の連結訓練はどちらかに事故が起こった際に救援出来る用に対応するためだと思われますがそもそも救援するにはE235系1000番台をE131系2両が走っているエリアまで運用を拡大させる必要があります。

 このタイミングで連結訓練を行なったことから2024年3月ダイヤ改正でE235系1000番台4両は運用範囲が広がる可能性が濃厚になっていきます。横須賀総武快速線の4両は2022年3月ダイヤ改正で津田沼発や大船発の減便で42運用44本余剰2本となっており後2本増やせる状況になっています。


209系4両の意味深な運用

実は今年度の209系4両は昨年度までと異なり少し意味深な運用がいくつかあります。

E131系運用開始からE131系2両では足りない場合に209系4両または8両での増発または増結が発生していますが、この内内房線の1本が定期列車で他にサッカー開催日の鹿島線や繁忙期の日中の内房線や外房線でも臨時で209系の増結や増発が発生します。

 しかし今年度から千葉〜成田空港間の3往復で209系8両の運用が増えたために209系4両の検査体制や内房線外房線と総武本線成田線の入れ替え運用に変更が発生しており、それによって日中の内房線の臨時列車は209系8両から4両に変更されています。

 一方外房線では上総一ノ宮での分割併合がなくなり勝浦行きの臨時列車が大原行きになり209系4両から8両に変更されています。

 これらの意味深な運用変更は謎でしたが今回のE235系1000番台とE131系の連結訓練の実施とE235系1000番台のドア上LCDの案内図が内房線が館山まで外房線が上総一ノ宮まで鹿島線が全線対応であることを踏まえると、この意味深な運用変更はE235系1000番台4両を入れる前提の動きなのではないかと思われます。

 また定期列車を含め内房線の209系4両がE235系1000番台となった場合内房線と外房線は東金線直通用の6両4本を除いて8両のみとなるため

内房線外房線運用は完全な8両固定化が可能になります。