千葉支社が管轄する千葉以東区間では2021年3月ダイヤ改正において交渉内容から系統分離による千葉直通廃止と快速振替や利用者減に伴いローカル列車大幅削減になることが明らかになりました
一部本数削減になってしまう区間もあります
1.新型車両E131系投入に伴い千葉直通廃止へ
5月12日に公式プレスリリースによって明らかになったE131系は運行区間が内房線の木更津~安房鴨川と外房線上総一ノ宮~安房鴨川と鹿島線の佐原~鹿島神宮となっており、その後成田行きの行き先表示と成田駅の2両停目から成田線の成田~佐原も運行区間の対象に含まれた。またこのE131系投入に伴い千葉への直通列車が大幅に削減されます
具体的には君津以南、上総一ノ宮以南、成田以東共に終日毎時1本は千葉直通が廃止(系統分離)されます
2.快速振替とローカル列車大幅削減
また今回のE131系投入による系統分離は末端区間に限らず千葉駅に近い区間のローカル列車や総武快速線・京葉線の直通列車にも大きな変化を及ぼします
まず総武本線と成田線系統については千葉~成田間で早朝の上り3本・下り2本と夜間の下り1本のローカル列車が廃止になりその代替として早朝の上り3本・下り2本と夜間の下り1本の佐倉発着の総武快速線直通列車が成田に延長する他物井に通勤快速が停車することなります
内房線系統に関しては系統分離の時間帯拡大に伴い朝夕時間帯の千葉方面からの館山直通だった列車が木更津または君津発着に変更になります
また前記事にも載せた通り君津で接続する総武快速線直通列車確保のためさざなみが減便になり代替で総武快速線直通が増発になります
外房線系統に関しては日中時間帯に上総一ノ宮で接続する総武快速線直通列車確保のため千葉~上総一ノ宮間のローカル列車毎時1本が総武快速線直通に振替となります
尚これに伴い永田本納新茂原八積は1日の停車本数が減ってしまうため、朝夕時間帯の京葉線直通快速(通勤快速含む)を新たに停車して停車本数が維持になります
尚今回のダイヤ改正で成田線・内房線・外房線共に総武快速線直通が終日毎時1本確保されることになり終日毎時1本の総武快速線直通と先ほどの君津以南・上総一ノ宮以南・成田以東の終日毎時1本千葉直通廃止(系統分離)となる列車がそれぞれ君津・上総一ノ宮・成田で接続となります
またこの改正で一部ローカル列車の編成両数の増結も予定されていますがそれでも209系は最終的に6両6本が廃車で6両6本が4両化されます
また4両化される6本の内4本は残留されますが残りの2本(マリC625・マリC626)は転用されます。マリC625・マリC626の転用内容は2つの前の記事に載せていますので参考にして下さい
10/18に次の記事として系統分離とローカル大幅削減か(2)E131系運用と系統分離パターンを更新しました
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