E131系の導入や京浜東北線E233系の転用による置き換えで話題になっている房総の209系だが、実はこの車両なんと6両編成の一部編成が武蔵野線に転用されるという話が出てきているそれもなんと現地の情報とかリークとかで転用改造のためのOM入場スジまで出てきているとのことだ

 

ではなぜこのような話が出てきたのか?

まとめていこう
 
1.E235系1000番台とE131系の製造及び置き換え
 JR東日本は今年度から横須賀・総武快速線用のE235系1000番台と内房線木更津以南・外房線上総一ノ宮以南・鹿島線用のE131系の製造が行われている
E235系1000番台は製造本数ことE217系と同じだがMT比が6M9T→8M7Tに上がっておりMT比が上昇すると動力が上がるので起動加速度が速くなる起動加速度が速くなると所要時間が短縮されるため運用に余分が発生するため余分を利用して千葉以東への直通快速を増発それに伴う209系→E235系1000番台の置き換えも一部発生するし当然209系→E235系1000番台に置き換えられればその分209系に余剰が発生する
 また今年の5月12日にE131系が2両×12編成製造される予定となっているE131系は末端区間の209系を置き換えるため、その分さらに209系に余剰が発生する
 
2.武蔵野線は車両不足
 一方武蔵野線は2017年以降205系→209系・E231系の置き換えが行われているが実は車両不足になっている
2020年7月現在総武線から武蔵野線に転用したE231系は先日秋田から配給されたケヨMU17編成含めて30編成で209系は8編成で合計38編成の転用が完了した
 そして現在残りの元総武線のE231系はミツB31編成・ミツB82編成・ミツB901編成の3編成のみでこれを加えて41編成となる
一方置き換えられる予定の205系は42編成だが実際には転用開始直後の2018年のダイヤ改正で朝ラッシュの武蔵野線と京葉線が増発した関係で1運用増えて43編成分が必要となる
 このままだと武蔵野線は2編成分が足りないのだ
 
3.足りない2編成を余剰となる209系で置き換える
1.と2.のことからE235系1000番台やE131系の導入で余剰となる209系が武蔵野線に転用すれば武蔵野線で足りない2編成がちょうど埋まることになるためこのような話が出ている
尚転用する編成はマリC621編成~マリC626編成の4~5号車×6の12両とマリC625編成とマリC626編成のクハ4両合計16両でこれを編成組み換えで8両貫通編成を2編成組成するとのことだ