2冊目です。

『今度生まれたら』を手に取ったのは、まず帯の言葉に惹かれたからです。

「70代では人生はやり直せない?」と書かれていて、読者の感想なども書かれていたり。


私はまだ20代だから、やり直し効くのかなぁ…なんて思いながら手に取った1冊です。

心のどこかでやっぱり、自分自身を変えたい気持ちや考え方を変えたいと思う気持ちが20代になってから大きくなり。

この本で何か自分にヒントをくれたらいいな、そんな気持ちで読んでみることにしました。



読み終えた感想はやはり面白いに尽きました。
そして、自分を後押ししてくれるような文章に出会えたり。
とにかく読みやすくって満足でしたし。この本に若い今のうちに出会えて本当に良かったです。

どの年齢層の方にも刺さるのでオススメです。



私がこの『今度生まれたら』の中で好きな台詞が2つあるのですが、一つだけご紹介します。

“人間は死ぬ日まで、何が起きるかわからない。そりゃ悪いことも起こりうる。でもそれを考えて絶望していることこそ、人生の無駄です。とにかく楽しんで生きるためには、自分から動く。何かを始める。年齢は関係ない。
耳にタコでもこれなんです。”


何を始めるのにも年齢は関係はない。
綺麗事かもしれないけれど、でも自らで何かをしてみることこそが大切なのだと感じました。

もちろん早い越した事はないけれど、
何を始めるにしても年齢のせいにして逃げることだけはやめようと思わせてくれました。

それにやり方は違っても自分のやりたいことに携わるのに遅いも早いもないな、と。




きっとあなたにも何か人生のヒントを与えてくれるはずです。

是非、手に取ってみてくださいね。




〜あらすじ〜
「今度生まれたら、この人とは結婚しない」
70歳の主婦、佐川夏江は自分がやり直しのきかない年齢になっていることにショックを受ける。人生を振り返ると、あの時別の道を選んだらどうなっていたかと思うことばかり。
進学は、仕事は、結婚は。
少しでも人生をやり直すため、夏江はやりたいことを始めようとあがく。