白い森


花びらでできた馬


背丈のない午前二時


削られた詩


後味




それらは垂直に上昇し

そのままの角度で

曖昧に化石する



a moment
「港にて」



天文学を枕に眠る
帆船たちの夢


見守りながら

闇夜に
灯台の祈りは

静寂と波紋する


辺りに沈黙を命ずる




船乗りの上下左右



淀みに浮かぶ黄色いさかな


頭の中はずっと静かで

予感

だけが足踏みをしている