今日は昨日言ってた飲み会に、頑張って参加してきた。
飲み会には約束どおり、由香(26歳)と高野さん(40代)と私。
由香と高野さんは大学の先輩後輩にあたる関係で、すごく仲が良い。
・・・・そう、何度も関係を疑ってしまうほど。
私が入社する前から二人は一緒に勤務していた。
仕事の内容上、ペアで勤務することが多く、繁忙期には家族よりも長く一緒にいてたかもしれない。
会社の誰もが、二人はできているという暗黙の了解があった。
私は入社してから、由香とすごく仲良くなった。
男の子みたいにさばさばした性格が大好きで、学生の仲間みたいにつるんでた。
高野さんとも、由香を通じて仲良くなったのかもしれない。
最初は私も他の人と同じように、二人は付き合っているのだと思っていた。
そうではないと、両方の口から聞かされても信じられなかった。
なんでかな。
っていうか、別にもう高野さんが誰と付き合っていようが、もういいんだけどさ。
今日は韓国料理を食べた。
家庭料理ですごくおいしかったし、まっこりも飲みやすくて大好きになった![ドキドキ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/031.gif)
私は用事を思い出して、近くのスーパーに行った。
由香:「場所わかる?」
私:「うん、なんとなく^^」
由香:「一応、携帯もっていって」
どれぐらいだろう。
その途中、後ろから嫌な気配がした。
一定のスピードで、一定の距離を保って
何かが近づいてくる。
街灯が少なく、人通りのない細い道。
ヤン車に乗った若い男3人が降りてくる。
「どーこー行ーくーのー?」
突然、進行方向を大きな男たちの体でふさがれた。
ぬるっとした風が顔の汗をさわる。
全身の筋肉が・・・
強張っていくのがよくわかる。
一人の男が私の腕を掴もうとした。
次の瞬間、私はとにかく走り出していた。方向なんてわからない。
足のスピードを緩めたら終わり。
どうしようどうしよう
後ろの髪の毛が痛いほど、緊張している。
怖くて後ろなんて振り返れない
どこを走ってるのかわからないまま、
コンビニの看板が目に飛び込んできた。
助かった!
自動ドアが開くスピードがあんなにも遅いと感じたのは、はじめてかも。。
なんとか無事に2人の元にたどり着いてから、
それまでの一部始終を話した。
「何で電話しないんだ!」
って高野さんは怒っていた。
「何のために携帯を持たせたとおもってるんだ」
でも。
目が心配してくれてる。
昔の高野さんを見た気がして、
ちょっと、切なかった。