お今晩は😊
咳もとまりスッカリすっきり治りました
体温が若干高かったせいか（36.7度）代謝がいい
あと私にはあまり食べちゃいけないヨーグルトオイコスにハマり
2日に1回食べタンパク質が足りすぎているのか
エネルギー不足になる事もなくジミーに体重は減りました

「それ直ぐ戻りますよ❗️」

えっとそれ私が4年前に酷い風邪で2キロ減ったとき
貴方言いましたね💢部長💢
あの時から1キロ増えたままです😭
冗談抜きで身体の調子はすこぶる良いんです
この調子なら競りが終わった翌日の姫路城アタックが出来そう
姫路城にのぼって噂の姫路おでんを食べてウントコサ歩いて消費
やだ、また痩せるやん（プラマイゼロを何年したら気が済むのか）
で、また食べれるやん（缶チューハイとケーキがやめれないのよ）

健康診断が12月にあります、そろそろ本気だす😅

奥様と私 ⑦

一日の長さは等しく同じという
凍えるような寒さの中、両腕だけの温もりだけで目が覚め
吹き抜ける風をどうやって耐え凌ぎ
足早やに陽は落ちて長い長い夜がくる
どこで寝て、どこで生き延びれるのか

あの頃の私はそう思っていた
たぶん、きっと

両手を伸ばし起き上がる準備をすると左脇に大きな黒い塊がある
「起きようと思っていたのに」
両手を広げて抱きついても余るその体の持ち主は
こちらを振り向く事なく「すーすー」寝息をたてていた
きっと起きてる

「起きたくてもぴちゃんに邪魔されて起きれませんでしたって奥様に言うわよ」

耳がピクリと動きゆっくりと立ち上がりひょいと寝台から飛び降りて
そのまま尻尾を揺らしながら部屋を出て行った

「最初の時は食べにきたのかと思ったわ」

柔らかく温かな布団も真冬の寒さには敵わない
身体が震え歯が鳴る
「さっ寒い」
どこで寝るかと悩んでいた頃と比べると今の方が断然良いに決まっている
それでも寒い
「柔くなったんだ、私」
やさしい奥様と旦那様、可愛い坊っちゃま
「自分以外の両手の温もりを知ってしまった」
寒くて暗い夜を一人では乗り越えることなんてできない
身体がガタガタ震え出した頃、部屋の扉が開く音がした
床を何か生き物がそっと歩く
ゆっくり一歩、そして又一歩・・・
私は怖くて寒さを忘れてしまうくらいだった
「お化けだわ」両手で両耳を塞いで両目を硬く閉じた
寝台のすぐ下まできたらひょいとその生き物が飛び乗った
黒い尻尾が見える
「お化けじゃないけど、ヤダ・・・これはコレで怖い」
食べられちゃう
でも一向に食べられる事もなく、しなやかな尻尾がゆらゆら揺れて
私の頭や耳を撫ででいた
「もしかして私が怖がるから顔をコッチに向けないの？」
私のひとり言に尻尾がピタリととまった
そのまま身体をゴロリと横にして眠りはじめた
「ぴちゃん」
ほんのりと温かい、寒くて身体が震えていたのに
「ありがとう」
私は起き上がって上掛けをぴちゃんの体にもかけて
もう一度布団に潜り込んで、黒い塊に抱きついた
香ばしいお日様の香りがしてゴロゴロと聞こえてくる

「明日も来てくれる？」

寒い朝、お屋敷の前を掃除をするために門を開けた
冷たい風が頬にびゅーっとあたると肩が竦む
黄金色に染まっていた木の葉が一面に落ちている
「綺麗」小さく呟いて見上げた
黄金色の葉を携えている時も綺麗だけど
全部を落とした後もスッと立っている銀杏の木が
まるで奥様のように優美だった
寒さと優しさに怯える私は、いつか奥様のようになれるでしょうか
「一人で生きれる医女になりたい」
私はあの日心の底からそう思った

開門落葉多・・・情景を思い浮かべてくださいね😊