どんな人生でも必ず好転するから楽しみに待ちましょう! -2ページ目

どんな人生でも必ず好転するから楽しみに待ちましょう!

看護師であり、心と体のコンサルタントでもあるもある私が10年に及んだ鬱との闘いを通して学んだことや感じたことを柔らかく綴っていきます。
今、不安や辛いことがあって膝を抱え蹲ってしまっている方々の力になれるような…
そんな月明かりのようなブログです

こんにちは。心と身体のコンサルタントななちんです(*^.^*)

鬱と戦うこと10年。

今にして思えば20代半ばから10年…
もの凄く長く、またつらい日々でした。
友達と遊んだり恋愛をしたり、女の子の夢って沢山ありますよね(・・。)ゞ
私は楽しそうにしている同僚や友人たちを横目で見ているだけで、諦めてしまったことも沢山ありました。
それでも求め続けて、恋愛とは言い切れない恋愛をし2度結婚をし2度離婚しました…
 

私はなぜ10年も鬱から抜けられなかったのか?

一言でいえば周りの目が怖くて誰にも助けを求められなかったことかな!

特に看護師として働くには鬱は認めてもらえない風潮があったのです。
それは今でも大きく変わりません。
ただボーとしているだけで…
 
やっぱりあの人変だよね?
○○○○(精神安定剤)飲んでるんだって!
あの人にこんな仕事、任せられないよね!
あの人何となく変だと思ったら、やっぱり精神科だったんだ~。
 
ざっとこんな感じで陰で言われ、「仕事を任せられない人」という評価をされ、じわじわと言葉や態度で追いつめていくような事をされるんです。
私は自分が鬱になった時に勤めていた病院で近い事がありましたが、それより鬱や癲癇、躁鬱などの病気を持っているスタッフには、こんな言葉+αがあるんです。
これは決して少なくない考え方なんですよね!
 

私は最初の病院を退職するとき、誰にも言わずに看護師として生きていこうと決めました。

そのために私がしたことは、1日3回飲まなければならない薬を飲むのをやめました。

日中薬を飲んでいると眠気に襲われ、いつも頭の中がホワァ~としていて言葉は悪いのですが、締まりがないという感じでした。
正確にはシャッキッとしている時間が少ないので、自分の判断力に不安を覚えることにもなります。
なので、病院ではちゃんと飲んでますと言い、ごみ箱に捨てていました。
こんなことをして、病気が治る筈が在りません。
しかも私自身、鬱を自分の弱さを証明するものであって断じて認められなかったのです。
医師も病院も信用できなかったので尚更です…
鬱であることが知られたら自分はどんな目で見られるのか怖かったんです…
しかし何とか毎日を嘘で固めているうちに、半年ぐらいで体調の悪さや悲しみ、絶望感、不安、憔悴感といった鬱独特の症状は少しづつ薄くなっていきました。
消えたわけではありません。
薄くなっただけです…
 

残すは多量の睡眠薬と特別視されているという恐怖感だけ!

私は誰に対してもハッキリとものを言い、いわゆる強い女を頑張って演じていました。
どんなに嫌な人だと思われても、鬱病の人と思われるよりはましだったんです。
毎日毎日、偉そうにものを言い家に帰るとボーとしてました。
そんな日が数年続き、ある日いつもと同じように家に帰ってビールを飲みながら

いつまで続くんだろう…

私はどうしてこんなになっちゃったんだろう…
 
もういいや…
 
そんな思いが頭を支配し、どうなってもいいと心から思いました。

そして睡眠薬をすべて捨て、ベットの中で布団をかぶりました。

眠れないことはわかっていました。
しかし眠れない日が3日と続くと、頭痛や吐き気、嘔吐、意識が朦朧とするような症状が襲ってきました。
それは言葉では言い表せないほど酷いものでした。
吐物が枕元にあり、自分のパジャマにまでそれはべっとりと付いていました。
それでも何故か後悔はしませんでした。
だってもうどうでもよかったから…
このままこの部屋で一人で死んでもいい…
とまで思っていましたから…
 
しかし、私はここを乗り越えたようです。
睡眠薬を一気にやめて1週間ほど過ぎた頃だと思いますが、気が付いたら4~5時間眠っていたんです。
しかも頭痛や吐き気もかなり楽になっていたんです。
10年近く飲み続けた13錠の睡眠薬から離脱したことを実感した瞬間でした。
もしかしたら、このまま普通の人と同じように生活できるかもしれない!
私の心は忘れていた希望を取り戻したかのように、高揚しました。
その気持ちの高揚が良かったのか、私は普通の生活を送ることが出来るようになりました!
 

決して人に勧められるような手段ではありません!

結果オーライだっただけです!

鬱や心身症などで悩んでいる方は非常に多いです。
しかしきちんとした手段で、戦うことさえしなければ必ず抜けられます。
助けてくださいと手をあげてください!
必ずその手を取ってくれる人がいることを信じていてください。
 

今日も読んで頂きありがとうございました。

貴方の幸福を心よりお祈り申し上げますv(^-^)v