内容は昨日の日中(午前中)にあった出来事です。
冷蔵庫の中が乏しかったので、リュック背負ってバス乗って買い物に行って、ちょうどあと7分くらいで帰りのバスが来る時の事です。
横断歩道付近に高齢の紳士が白い杖を持って何やら挙動がちょっとおかしな感じで居たのですが、そん時は普通に少し認知症気味なのか渡ろうか渡るのやめるか迷ってんのかな?程度にしか思ってませんでした。
白い杖=視覚障がい者の証なのは知って居ますが、何せ今は引っ掛けがある…白に花柄が散りばめられていたりと…(汗)
当初自分はこの筋で考えていました。
何せ視力は1.0あれど乱視持ちなので、距離があるとオンザミックスされちゃうもんで(´>∀<`)ゝ
そうして大体1〜2分くらい経った位かな?向かい側の歩道で近くで工事の誘導員している人が何やら強引にでも道路を渡ろうとしてるほど慌てていて
“何かあったのか…? ”と少々不思議に思ったんだけど、直後に理由が理解出来た。
先程の高齢紳士が路側帯、それも白線上を歩いている…!!
住んでるのは人口10万人も居ないくらいの小さな町だが、そこは市街地で車通りがバンバンある。
ヤバッ!
即座にそう思った。
だけど不思議と3秒ほど動けなかった。
理由は“バス待ちの人も割と居るし、歩行者も多い。だからこっち側の誰かが動くだろう”と思ってしまったから。
だけど向かい側の誘導員以外誰も動こうとしない。
事態には絶対気付いてるはずだし、見えているはずなのに。
思わず“マジかよ”と口に出してしまった。正直ムカついた。
そしてワイヤレスイヤホンをケースに戻しながら(基本片耳のみ装着で外音取り込み機能ONで使用してます)向かい側の誘導員にアイサインと軽い会釈して高齢紳士に駆け寄ると、真っ黒のサングラスに白い杖、杖には赤十字のマークが描かれていた。
即ち視覚障がい者、それも状況的に全盲に等しい状態の方だったと思う。
“すいません、おじいさん、ここ車道上なので歩道までサポートさせてもらっても良いですか?”と割りと大きめな声でゆっくり話し掛けた。
年齢的に耳も悪いかいかもしれないと思ったから。
そしてゆっくりゆっくり動き、“万が一バランス崩して転倒しない様に少しの間、肩に手を回しても良いですか?”と聞きながら移動した。
そして歩道の縁石を越え歩道に乗り、点字ブロックまで移動してる時に“〇〇銀行ってこの辺だよね?”と訪ねられ
“すぐ近くなので、入り口までサポート致しますね”と答え
“ありがとう”と言ってくれた。
“とんでもないですよ。気にしないで下さい”と答えたけど、正直申し訳なさしか無かった。
高齢紳士にはずっと前に気付いていて、挙動が怪しかったのも気付いていた。
だけど、勝手な決め付けで気に留めなかった。
誘導員がアクション起こしてくれなかったらホント間近まで来なかったら分からなかったレベルだと思う。
接触事故が起きていた可能性も十分高い。
そういった感情が入り交じり申し訳なさしか抱けなかった。
そうして移動してる最中、乗ろうとしていたバスがディーゼルの勇ましい音を奏ながら横切った(笑)
そうして目的の銀行入り口付近までサポートし
“あとは真っ直ぐ行けば銀行内なので、職員の方がサポートしてくれると思いますので、ここで失礼致しますね。気を付けてお帰りになって下さいね”と言い“お世話になりました。ありがとうございます”と言ってくれて別れました。
そして家方面に向かう次のバス1時間15分後。
背中のリュック内には冷凍食品もある。
待ってられない。
50分近く掛けて帰りましたよ。3kg以上あるリュックを背負いながら…(汗)
日本人は1人だけ目立つってのが基本的に苦手な人種ですが、今回の様な時など勇気持って動いて欲しい。
自分だけが動く事にたいしての恥ずかしさや、相手に対する緊張などはあると思うけど案外何とかなりますよ。
別に《助けるぞー!》みたいな意気込みは無くていいし、仕方ないなくらいの気持ちでもいいです。
理由はあくまで自分を動かす為の動機でしかないので。
結果が困ってた人が報われればそれだけで十分ですし、例え解決出来なくても相手からしたら自分の抱えていた問題を共有してくれただけでも救いになってるはずですし。
こういう行いはやって悪い事は1つもないので是非動く勇気を持って下さい。
かくいう自分も今回以外も色々助けました。
路肩に落ちたタクシーをタクシー職員達と一緒に持ち上げて道路に戻したり(帰り道塞がれてた)、雪道で誤って縁石から降りて腹が引っ掛かって動けなくなった車が気になり引き返し助けに行ったり(助けてたら結構人が集まり皆で助けた)等、色々とやってきました。
偽善だろうがなんだろうが結果良ければ全てヨシです。
困ってる場面に遭遇し相手を笑う人にはならない様に。本当に人として終わってるので。
