虚構の現実時間に間に合いそうにない45分についてなきゃいけないのに46分に駅につくのだ私は絶望以外の何ものもこの世にはない心地がしたあんなに時間をもてあましていたのに私は乗り遅れてしまったのだああなんということだすべての映画が虚構に思えた。冬はすぐに春に変わるのに私だけが冬の枯葉の山のなかで出てこれず、もがいている映像が8ミリフィルムで小さな街のシアターで映し出されている。もう39分だ。