今日は電車がいつもより混んでた。
理由は人身事故だろう。
ダイヤモンドのように輝く青空なのに
何か少し残念な気持ちになった。
周りにもみくちゃにされながら電車の中へ
ようやくつり革に捕まると…
と思ったら他人の腕だった。
しかも綺麗な女性。
すかさずこう言った。
「あっ…///ありがとうございます」
…
じゃなくて
「すいません」
なんだか今日はついてないなーと思いながら
広告を見回していると
氷結のCMがPerfumeだった。
やっぱ綺麗だなー。
って思いながら目をつむった。
そして視覚を無くした僕の五感は嗅覚に全神経を集中させた。
するとパフュームの香り。
きっとあの手を握ってしまった若い女性に違いない!
…目を開けたら50過ぎたくらいのババアだった。
どうやら●●臭をパフュームと間違えたらしい。
気を取り直してカバンから本を出そうとする。
最近は洋書を読むようにしてる。
内側からフォームを変える研究をした本らしい。
なかなか興味深い本だ。
だがその時、
生まれて初めて痴漢の現場を目撃した。
すかさず被害者を見ると特に変わった様子はない。
どうやら加害者は間違えてリュックをさすっているようだ。
こいつ頭の中にババロアつまってるわ。
と思いながら駅に着いた。
まず最初に改札に行くわけだが
前の女性が大転倒。
「大丈夫ですか?」
と様子をうかがうと
「大丈夫ですか?」
こだまでしょうか?
いいえ、私の顔がどうやら気持ち悪かったみたいです。
以上。
※この記事はフィクションです。