狩猟を一人で始めてみた(ブログ)

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ネット情報を頼りに、狩猟に挑戦してみます。

12月23日の出猟

 


今日も青首狙いで出猟。



本日の本命はN池。

N池は、車でのアクセスが悪く人家が近いので、私の中では「単車+空気銃」専用の池、もっと言えば私専用の池なのだ。

 

N池に行く前にダメもとで近くの池を2つほど回ってみるが、予想通りマガモの姿は無い。
 


            この池はマガモの姿無し

 

 

              この池は何もいない

 

 

想定通りなので、特段がっかりすることもなく本命のN池に到着した。



堤の下に単車を止め、銃を背負って堤を上る。


ここの堤はけっこうな急斜面なので、滑らないよう木や草につかまりながら登っていく。

堤の上から顔だけ出して草の隙間から偵察する。

期待通り、少なくとも2羽の青首が確認できた。

他に、マガモ♀とハシビロがそれぞれ数羽ずついるようだが、狙いは青首一択。



撃つ気満々でケースから銃とバイポッドを出して準備していると、鴨達が泳ぎ始めた。


             隠れて準備したのに・・

 

                 泳ぎ始めた鴨


堤に上がり切ると飛ばれる可能性があるので、下半身は堤の法面に残したまま、草木の陰に隠れて準備していたのだが見つかってしまったようだ。



距離約60mで泳ぐ鴨。これは私には無理だ。



しばらく堤の下にでも隠れて、鴨が油断するのを待つしかないなぁ。と思っていたのだが、そんな思いもむなしく、鴨達は示し合わせたようにバタバタと一斉に飛び上がり、どこかに行ってしまった。

 



            マガモの警戒心はあなどれない

 

 


           残ったのは数羽のハシビロのみ

 

幸いまだコッキングしてなかったので、銃を仕舞って堤を降りた。


さあ、次の池、行ってみよう。

 

次の目的池はS池。

わりと小さな池なので、これまで来たことが無かったのだが、散弾で撃つのは少し憚られるくらいの所に人家があるので、ワンチャンあるかな?と思い来てみた。

ここの池も放置されているのか、堤は木と笹だらけだ。



笹をかき分け、わずかな隙間から偵察する。

全く期待して無かったのだが、青首とマガモ♀が数羽ずついるではないか。


その上、このあたりの池ではあまり見かけないカルガモまでいる。

 

 



まだカルガモを獲ったことが無いのでカルガモ狙いでいこうかとも思ったが、やはり青首がいるなら狙いは青首だ。



しかし問題はどうやって撃つか。


笹が伸び放題で伏射は無理。


立射で木に依託するしかなさそうだが、距離は40m弱。

 

              笹と木が邪魔でなかなか狙えない
 

見つかったら即飛ばれて終了だ。



慎重に銃を構えて立ち上がる。

左手で木を持ち銃身を支え、笹の陰から頭が出てしまわないよう、中腰で少し膝を曲げた状態をキープして狙うが、フラフラで狙いが定まらず、全く中る気がしない。

呼吸を抑え、この体勢を維持するのはキツイ。早く撃って楽になろう。



狙いはヘッドの下3~4センチ。


フラフラして定まらないが、レチクルの中心が狙ったあたりと重なった瞬間に引き金を引いた。

発射音に続いて心地よい着弾音が響く。

命中だ。

 

 

ターゲットの鴨が飛べないまま羽ばたきしてこちらに向かって逃げてきた。

そして岸の茂みに逃げ込んだようだ。


早く探して止を撃たなければ。


回り込んで望遠鏡で探していると、茂みに隠れている鴨を発見した。

元気な鴨が普通に休んでいるような姿で隠れている。

私の存在に気付いているはずだが全く動かない。

すでに止まっているのか?



よく分からなかったので、とりあえず二の矢を放つ。



距離は20mも無いのだが、立射で依託無しだと、私のようなヘタクソはヘッドを狙っても背中のあたりに中ててしまう。

しかし背中をかすめても鴨は動かない。すでに止まっていたようだ。

無駄弾を撃ってしまった。



さぁ、気を取り直して回収だ。

今日は前回に比べたら楽勝。

 


                 鴨発見

 

藪漕ぎ数メーターで青首GETとなった。



この池が第二の本命池になりそうな予感。




次回はカルガモ狙いで来てみようかな?