定量的プロジェクト管理ツール(EPM-X) | 備忘録 (。・_・。)ノ
定量的プロジェクト管理ツール(EPM-X)

ツールの概要

  IT利用度がかつて無いほどに高まってきており、情報システムの障害による業務・サービスの停止や機能低下の社会的影響が深刻化しています。一方、ソフトウェア開発の短納期化・低コスト化はさらに進んできています。そのため、ソフトウェアの品質の確保や、納期の遵守のためには、検出不具合数や工数の進捗具合などプロジェクト進行過程において測定する定量的なデータを用いて品質や進捗の状況を適切に把握することで、リスクを可視化し、問題を早期に発見する定量的プロジェクト管理が求められています。
  IPA/SECでは、主にプロジェクト・マネージャを対象に、ソフトウェア開発プロジェクトの定量的プロジェクト管理を支援する「定量的プロジェクト管理ツール(EPM-X)」を公開しています。


ツールの特徴

  ソフトウェア開発プロジェクトの定量的管理を行うプロジェクト・マネージャを支援するため、進行中の開発プロジェクトからプロジェクトデータを取得し管理する「プロジェクト管理機能」、プロジェクトデータから基本的な定量データ(規模、工数、工期)を自動収集・集計し、グラフデータを作成する「データ収集・集計機能」、グラフデータを表示する「分析レポーティング機能」を提供しています。
  また、本ツールは、既存のオープンソフトウェアを基盤アプリケーションとして利用しています。プロジェクト管理ツールとしてはRedmine,Trac、構成管理ツールとしてはSubversion,GIT、ETLツールとしてはPentaho、グラフ表示ツールとしてはEclipse BIRT/BIRT Report Viewerを使用して構築されています。本ツール自体もフリーソフトウェアライセンス(GPL:GNU General Public License)として公開します。