ピーンと冷たい空気が張りつめた朝だった。

 

俺は久しぶりの休日になったのだ

なったというより休んだのだ。

 

何やら妙な違和感を口の中に感じながら外へ出た。

 

冷たい風が街を舞い、寒空の下で私はある場所へと向かった。

口の中の痛みを我慢しながらも、この街に潜む闇と同じくらい冷たい歯痛が俺を苛んでいた。

外は静かながらも、内なる痛みが街の喧騒を超えて響いていた。

そう、前日から奥歯に猛烈な痛みが頭のてっぺんから、足のつま先まで電流のように走っていたのだ。

 

秘密の待合室では、黙々と雑誌をめくる他の奴らたち。奴らもまた、各々の不安や痛みを抱えているらしかった。

奴らは次々とコードネームを呼ばれ、秘密の部屋へ連れていかれていた。

 

突然。俺のコードネームを呼ばれた

そこには白装飾に着飾った女がいた

俺は無表情の女に呼ばれ、白い個室に案内ささせられた

医者らしい男は冷徹なまなざしで、怪しいい椅子に座れ‼という。

おもむろに俺の口の中へ武器を押し込む・・・

いきなり俺をやる気なのか??

 

すると男は言い放った

 

「お前もろくに歯磨きしてないんだろう?」と男が言い放つ。

 

「あ・・・・いや・・・・」

俺は返す言葉が無かった

このままで男の言いなりだ・・・

俺は必死に抵抗をしようとしたが、武器が口の中から離れないでいたのだ。

 

俺は彼の視線に耐えながら、もが気苦しんだ・・・

冷たい検査器具が口内に入れられるのを感じた。

歯の痛みと医者の冷徹な表情が、この部屋に静寂と緊張をもたらしている。

や、やばい・・・殺される・・・

俺は体の中からにじみ出てくる汗が止まらなかったのだ。

 

沈黙の中、男は俺の口の中をこねくりまわしていた。

突然それは始まったのだ!

悲鳴のようなドリルの音が鳴り響く。俺の歯の奥底から奇妙な振動が脳裏に走り、痛みと共に冷や汗が頬を伝った。

ああああああ~~~

や、やばい・・やめてくれ・・・

 

そんな俺の気持ちとは裏腹に男は無駄な感情を捨て去ったまま、手練れの技術で歯の問題に向き合っていた。

 

治療が終わり、怪しい椅子から立ち上がる。冷たい治療室を出ると、外の街は何事もなかったかのように

しかし、歯の痛みは薄れ、闇の中に漂う冷気も少しずつ和らいでいくようだった。

この街における俺の一日の戦いは、歯医者の冷たい手術台の上で終わった。

 

「あ~あ。死ぬかとおもったわ・・・」