おとなしいタイプの、同等の立場の人からは、実は、面と向かっては言われないけれど、陰では、
「性格がよくないから。入ってこられて、引っ掻き回される。」って思われている。
気の強いタイプの同等の立場の人からは、なにか嫌味を言わていて、嫌味の応酬みたいなことになっていたこともあって、それから疎遠になっていたりもするみたい。
たぶん、その人が入ってくると、うまくいくものも、うまくいかなくなってしまうこともあるんだろうなあ…。
本人は、そんなふうに思われていることにも気がついていない。
本人は、その世界の中での常識だったり、ちょっとしたところも、あまりわかっていないのに。
本来だったら、そのことについては、その人よりも中心になる立場の人がいるのに、その人が入ってきて、で、結局いろいろ聞いてみて、一周も二周もして当初のことになるんだよね。
どんな時も控えめにしていられなくて、自分が入って、権威を振るわないと、満足できないっていう。
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あれって、離れない人たちの存在があるから。
横柄に対応しても、その時だけ、持ち上げて、嫌な気分にさせないようにしたら、それが仕事に繋がるから。
お金に繋がる人に対して、そういうことをうまくできるということが、営業系の人間にとっては、仕事のできる人間っていうことなのかもしれないけれど。
それが、そんなふうにふるまうことが、その人の中での人間関係の基準になってしまっている。
なにかを決定したり、一緒に決めたりするときに、やたらと質問する。
それに対して、丁寧に対応してくれなかったら、嫌味を言う。
満足するまで、聞くっていう。
そういうことをしても、丁寧に対応する存在の人達がいなくなったら、また変わるんだろうけれど。大きなお金が絡むことだから、きっと内心どんなにストレスを感じていても、お客様扱いで、邪険にしたり、離れたりしないんだろうなあ。
その人の中では、それが当たり前のことになっている。
たぶん、優秀な営業の人が丁寧に接すれば接するほど、それが常識になって、ハードルが上がっていくっていう。
(男女関係や仕事関係や友人関係や親子関係や嫁姑関係でもあるなあ。最初は喜んでくれるけれど、1回そうすると、それが常識になってしまうという。優秀な人っていうのは、期待に応えようとするから、どんどん当たり前のことが増えていくだけだという。レベルが上がるっていう意味ではいいことなのかもしれないけれど、それだけやる価値が、その人にあるのか。リターンがあるのかとか、ただ、わがままにしてしまうだけなのではないのか、とか。いつもいつも頼まれたらやってあげる子ばかりだと、それが当たり前になっちゃうけれど、軽く断られるとと遠慮するようになったりすることもあるだろうし、もう嫌って思って、みんながもうやらなくなると、それでハードルも下がるということもあるし。それから、やる気のない子の存在があると、そのことが特別なことであり続けることができるという。)
とにかく、人として嫌いだって思うことが、根本にあるから…。
人のことは尊重しないのに、自分の意見は通そうとするっていう。
仕事の場合は、そんなふうにする、お客さんの立場だから、そうなってもいいのかもしれないけれど。
それでも、それを仕事にしている人達に対してストレス与えていると思うし。
お客さんの立場でもないのに、同等の立場の人達に対してもそんなふうになっちゃっているし。
だから、同等の立場の人は、どんどん離れていくんだろうなあ。
同じことでも、ある人とだったら、やってもいいけれど、ある人とはやりたくないっていう。
その辺の違いって、こっちのことを尊重してくれるかどうかっていうこともあるよなあ…。
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でも、そういうタイプの人って、実はどこにでもいて。
自分より弱いと見るや、いじめまくるタイプの人っているんだよね。
条件がすごく悪いところでも、いたし。逆に、そんな場所の方が、獲物を常に探している、ストレス発散のためになっているようなこともあったし。
ある程度は余裕があるところの方が、適度な距離感を保てるところが多いような気もする。