イマココ②の続き


息子に対して起きたイライラ

その根本は私が勝手に作り上げた

エゴキンマンの仕業だった


そもそも食事の時間が遅くなることで

なぜ焦りが出たのか


これは私の頭の中で

エゴキンマンが囁いてきたからなのだけど

その囁きをエゴキンマンではなく

夫だと思い込んできたことにある


イマココ7daysを受ける前

私は夫に対して常にフェアな関係でいることを

求めていた


私は時短だけど共働きをしている

生活費や保育園代など

基本的には全て折半にしている


お金を半分ちゃんと私は払っている

義務をちゃんと果たしているのだから

あなたもそれ以外のことは折半だよね?

家事や育児も50:50だよね?

口にはしなくともそう思っていた


でも時短で早く帰宅する分

家事や息子の事は私の方が割合が大きい


だから、私の方がやってますからね!

私に感謝しなよね!

私を大事にしなさいよ!

口では言わなくとも深いところでは

そう思っていたので

エネルギーとしては伝わっていたと思う


だから

暗黙の了解的な感じで家事の役割が

なんとなく決まっていて

私が担当する所ができていなかったり

夫が自分からやってくれている姿見ると


「お前の担当だからやれよ」と思ってるな

「まだ終わってないの?」と思うだろう


と一度も夫からは言われていない言葉が

頭に浮かんでいた


だから

「ちゃんとやらないと言われる」

「言われる前にやらないと」

そんなことをずっと思っていた



今日、食事支度が遅くなり

息子の食事の時間が遅くなりそうだった時も

「あー帰ってきちゃうから早く作らなきゃ」

「早く食べてくれなきゃ帰ってきちゃう」

そんな気持ちが私を焦らせて

思うように食べない息子にイライラしていた

という事に気がついた



よく考えてみれば

イマココ7daysが始まって

頭の中で私を責めるような焦らせるような

夫の声と勘違いしていたエゴキンマンの声が

かなり減ってから

夫の優しを沢山感じるようになった

50:50で公平な関係!と強く

思っていた感情も変化してきた気がする


今日はイマココを忘れて

完全に乗っ取られて焦って

1人でイライラしていたけれど

もう、思い出せば戻れることを知っている



実際に今日

イマココを感じながら

息子を見て愛おしさを感じて

彼のペースでご飯を食べるのを見守り

食べ終わった頃に夫が帰宅


何かを言われるどころか

「レバニラ美味そう」とキッチンを覗きながら

ホワイトデーだからと

私が好きなチョコレートを買ってきてくれた



今まで私は夫の優しさもきっと

沢山見逃してきたんだと思う

イマココ、そこにいれば

何が大切なのかがよく分かるし

世界はもっともっと優しくて暖かいと

思えるって感じた