1st Regを0-3で落としてのホームアンフィールドでのバルサ戦。
フィルミーノに加えて直前のニューカッスル戦で脳震とうとなったエースサラーの2枚落ちで戦うことを余儀なくされたリヴァプール。
逆転勝ち抜けはほぼ無理と私は諦めていましたが、チームはそうではありませんでした。
試合開始直後から積極的に前に出て、先手を取ろうと戦い、それを後押しするサポーターの大声援。
そんな中、開始早々にフィルミーノに代わってスタメン入りしたオリギが先制点!
これは、リヴァプール側の全員に勇気を与えた事でしょう。
その少し後のバルサのバックパスを奪えそうなチャンスにチャレンジしなかったのは残念でしたが、ここで2点目を取っていたらバルサ側の対応も変わっていただろうから、今となっては何とも言えなくなりました。ただ、この瞬間は、オリギ何しとんねん!でした。
えぇ、そうです。私はリヴァプールの大ファンです!
バルサ側にもチャンスは何度も訪れました。特に前半の抜け出しで、3-1位の数的優位でボックスに入った?時は失点確実かと思いましたが、何を感じたのかシュートではなくメッシへの横パス。メッシのシュートを凌いで、死の宣告をまのがれました。
その後もバルサ側に何度かチャンスがありましたが、1st Regのリヴァプールのようにゴールは奪えず、特にアリソンのセーブやDF陣を主としたフィールドプレーヤー全員の頑張りが光りました。
このまま1-0で前半が終了したのですが、ロバートソンの負傷とアンカーで心臓部のファビーニョのイエローが不安を残していました。あと、40分過ぎた頃からリヴァプールも足が止まっていたので、飛ばしてきたスタミナの貯金が心配です。
後半、不安の1つであるロバートソンが怪我で交代。ワイナルドゥムが中盤に入り、ミルナーが左SBへ。
ミルナーは前半だけで6km以上動いていたようで、さすがにスタミナが心配です。そう考えると、片方の翼を失った事に等しく、右のアーノルド頼みになるのかもしれません。
そんな中、アーノルドが奪われたボールを取り返して放り込んだクロスに、ワイナルドゥムが足で合わせて2-0。
その後すぐ、左に回ったシャキリからのクロスにワイナルドゥムが今度は頭で合わせて3-0に追いつくという奇跡。交代で入って15分もたたないうちに2ゴールです。信じられません。
イスタンブールの奇跡をご存知の方はどれくらいいるでしょうか?その時の興奮が蘇って来ました!
ここからは、比較的バルサが攻めて、リヴァプールがカウンターを狙う図式になったでしょうか?正直あまり覚えていないのですが、アリソンがファインセーブを何度か続けた事は覚えています。
バルサは1点とればアウェーゴールの差で勝ち抜け率がグンと上がるので、まだ余裕はあるはずなのですが、そんな感じはしませんでした。
最後のトドメは、アーノルドが自ら得たコーナーで、バルサ守備陣どころか味方も準備出来ていない隙に、ゴール正面に立っていたオリギへグラウンダーのパス。突然のパスに慌てながらも落ち着いて逆サイドに蹴り込み、なんと4-0に。
残り10分とロスタイム。
この2戦の中で、アグリゲートスコアで初めてリヴァプールが優位に立ちました。
正直、先行逃げ切りするようなチームではないと思っているので、このタイミングでの勝ち越しはベストなタイミングだと思いました。
後は、バルサの猛攻を凌ぐだけのところで、跳ね返しつつ前線でもボールを奪ったりで、5分のロスタイムも凌いで勝利!
アンフィールドでの大逆転劇となりました。
バルサ相手ですよ。。。信じられないです。
朝早起きした甲斐がありました。
ここまで魅せてくれると、決勝での昨年のリベンジどころか、プレミアリーグ初制覇も頑張って欲しいです!
YOU'LL NEVER WALK ALONE
カンプノウだけでなく、アンフィールドも聖地でした。
でるでる☆